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カンフーシェフ

監督:イップ・ウィンキン
脚本:ワン・ポー、エディ・チウ
武術指導:ユエン・チュン・ヤン、ユエン・シュン・イー
撮影:
編集:ダン・ウェンタオ
音楽:リアン・ウェンタオ
出演:サモ・ハン、ヴァネス・ウー、加護亜依、ラム・ジーチョン、チェリー・イン、ティミー・ハン、ブルース・リャン、ルイス・ファン

2008年/香港
日本公開日/2009年4月25日
カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD/90分
配給:日本スカイウェイ
(c)2008 My Way Film Co.,Ltd/Nihon Sky Way INC.


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カンフーシェフ(功夫厨神/Kung Fu Chefs)

story

 ホアン・ピンイー(サモ・ハン)は料理と武術の達人。兄のホアン・ピンチー(ブルース・リャン)は、かつて有名なレストランの料理長だったが、右手の怪我が原因で村を去り、ピンイーが彼の後を引き継ぐ。しかし、ピンチーの息子ジョー(ルイス・ファン)は、父の怪我をピンイーの仕業と思い込み、ピンイーを罠にはめて料理長の座から追い出す。そして、一族の支配力の象徴「龍頭刀」を手に入れる。

 その頃、武術と料理を極める料理学校を卒業したケン(ヴァネス・ウー)は、校長の勧めでレストラン「四海一品」を訪ねる。とりあえず、料理を注文すると、向いの部屋にはピンイーが座っていた。村を出た後、一流シェフのシェンを父に持つチン(チェリー・イン)とイン(加護亜依)姉妹を訪ねたのだ。シェンは「四海一品」の設立者で、兄ピンチーの料理の師でもあったが、既に亡くなっていた。

 身分を隠して料理を注文したピンイーだったが、出された料理を酷評したため、料理長が怒って腕比べを申し出る。その様子を感心して見ていたケンは、ピンイーのアシスタントをするはめに。かくして、伝説の料理を見事に作ったピンイーが勝利をおさめ、破れた料理長は自らレストランを去っていった。

 チンはピンイーから事情を聞き、彼に「四海一品」の看板を継いで欲しいと願い出る。そして、ケンも高度な技術を誇るピンイーのもとで、一流の料理人になるべく修行に励むことにする。しかし、ピンイーが 「四海一品」の料理長として返り咲いたことを耳にした甥のジョーは、荒っぽい手下を店に送り込み経営を妨害。すっかり客足が遠のいた「四海一品」は、評判を取り戻すため、4年に1度開催される「中華の達人/料理コンテスト」に応募するのだが…。

●アジコのおすすめポイント:

おいしい料理とカンフーを組み合せたお料理バトル。チャウ・シンチーの『食神』やツイ・ハークの『金玉満堂/決戦!炎の料理人』などを観ると、アクロバティックなお料理展開に料理も立派なアクションだなあと思ったものですが、こちらはサモ・ハンにブルース・リャン、そしてヴァネス・ウーとくれば、本物のカンフーアクションも随所に展開します。さらに、サモ・ハンが威厳ある料理人を好演していて新鮮。中華料理のうんちくも堪能できます。ピンチに陥った彼を助けるのは、実の息子ティミー・ハン。そして、日本からは元モーニング娘の加護亜依が参加。声は吹き替えですが、ドジだけど健気な妹役をはつらつと演じ、ヴァネスと淡い恋模様も見せてくれます。その他、ラム・ジーチョンやルイス・ファンと、前作の『カンフー無敵』組総出演なのも愉快です。

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