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セブンデイズ

監督・脚色:ウォン・シニョン
脚本:ユン・ジェグ
撮影:チェ・ヨンファン
編集:シン・ミンギョン
音楽:キム・ジュンサン
出演:キム・ユンジン、パク・ヒスン、キム・ミスク、チャン・ハンソン、チェ・ミョンス、イ・ラヘ、ヤン・ジヌ、チョン・ドンファン、オ・グァンノク

2007年/韓国
日本公開日/2009年7月11日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/125分
配給:エスピーオー
(c) Prime Entertainment Co.Ltd 2007
2008年 大鐘賞 主演女優賞(キム・ユンジン)
 編集賞(シン・ミンギョン)
 音響技術賞(イ・ウンジュ、イ・スンチョル)
2008年 大韓民国映画大賞 助演男優賞(パク・ヒスン)
2008年 青龍映画賞 助演男優賞(パク・ヒスン)


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セブンデイズ(Seven Days)

story

 木曜日。勝率100%を誇る弁護士ユ・ジヨン(キム・ユンジン)は、今日も優れた弁護能力でスポットライトを浴びていた。が、実生活では8歳の娘ウニョン(イ・ラヘ)を持つシングルマザー。仕事が忙し過ぎてなかなか娘をかまってやれない。たまには母親らしいことをしなければと、運動会に参加したその日、競技に出場している間に、ウニョンを誘拐されてしまう。

 金曜日。ジヨンは、娘の誘拐を警察に届け、身代金を用意して犯人からの連絡を待っていた。しかし、犯人からの電話は「娘の命が惜しければ、警察の車をまけ」というもの。なんとか警察の車をかわしたものの、誘拐犯は電話で「取引は終了だ」と冷たく言い放つ。

 土曜日。「最後の機会をやろう」と誘拐犯が出してきた条件は、次の水曜日に2審が開かれる殺人事件の裁判で、被告の無罪を勝ち取れというもの。明らかに犯人と目される被告だったが、ジヨンは娘を助けるために、無謀ともいえる裁判で戦わなければならなくなる。しかも時間の猶予はあまりにも少ない。

 日曜日。被告チョン・チョルチン(チェ・ミョンス)と拘置所の接見所で会い、弁護人を変更するよう頼むが、すぐには信用してもらえない。また、誘拐事件が解決されていないことを知っている警察も、彼女にまとわりついていた…。

 月曜日。ユ・ジヨンは、旧友のキム刑事(パク・ヒスン)の力を借りて、事件の捜査を進める。その結果、殺人は顔見知りの犯行らしいこと、被害者は麻薬を口にしていたらしいこと、凶器が発見されていないことがわかる。これらは、被告を無罪にする材料になるのだろうか?

●アジコのおすすめポイント:

『シュリ』で注目された後、アメリカの人気TVドラマシリーズ「LOST」のレギュラーキャストとなり、一躍国際スターとなったキム・ユンジンが、ドラマ撮影の合間に帰国して出演した作品です。勝訴率100%の有能な女性弁護士が、その有能さゆえに娘を誘拐され、娘の命と引替えに無謀な裁判を任されます。嫉妬がらみの誘拐事件と思いきや、引き受けた事件の背後には複雑な謎と黒幕が。そしてもう1つのドラマが隠されているという、まさにジェットコースターのような展開。パク・ヒスン演じるキム刑事の助けがなくては、とても前へ進めなかったでしょう。そして迎える衝撃のラストの後に来るものは…? 100万ドル(韓国映画史上最高)でハリウッドリメイクも決定している本作、最後までじっくりとご覧ください。

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