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第7鉱区（7鉱区/Sector 7）
story
済州島の南、東シナ海の大海原に浮かぶ「第7鉱区」。石油ボーリング船エクリプス号では、産油国を夢見る隊員たちが必死で作業を続けていた。しかし、作業はいつも失敗に終わり、ついに本部から撤収命令が下る。石油の存在を信じるヘジュン（ハ・ジウォン）は、本部の一方的な命令に従おうとするキャプテン（パク・ジョンハク）に反発。恋人のドンス（オ・ジホ）らになだめられるのだった。
やがて、本部からベテランキャプテンだったジョンマン（アン・ソンギ）がやって来る。隊員たちの思いを知ったジョンマンは、自分の責任のもと、撤収命令を退け、作業を続けることを決定する。
3ヶ月後、ヘジュンとともに海底調査に出かけた後輩が事故で亡くなってしまう。意気消沈するヘジュンのもとに、生態研究員のヒョンジョン（チャ・イェリョン）が訪れて何かを言いかけるが、結局何も言わずに立ち去る。その晩、ヒョンジョンはボーリング船の屋上から落下。謎の死を遂げてしまう。
ヒョンジョンの死因を調べていた医療担当官ムンヒョン（イ・ハンウィ）は、彼女の身体に体液のようなものが付着しているのを発見する。その中には、精子のような奇形の生物がうごめいていた。その直後、ムンヒョンは、大量の血とメガネを残して姿を消してしまう。さらに、隊員たちが次々と何者かに襲われる。一体、何が起こっているのか…？
●アジコのおすすめポイント：
朝鮮半島の南、九州の西に広がる海域「第7鉱区」は、多量の天然ガスが埋蔵されているとして日韓大陸棚協定が結ばれ、共同開発が進められている実在の場所。そこを舞台に繰り広げられる、謎の生命体との緊迫感溢れる闘いが描かれます。闘うヒロインが似合うハ・ジウォンの姿はまさに、シガニー・ウィーバー。後半の展開やグエムルにも似たクリーチャーは、どうしても『エイリアン』を彷佛とさせてしまいますが、本作は100％韓国の技術で作られています。人間のエゴにより犠牲となった深海生物たちの逆襲という面もあり、その真相にはぞっとさせられますが、罪を犯した者は報いを受けるのでした。後半、かなりの死闘が繰り広げられますが、一体どうやって決着をつけるのか、どきどきしながらお楽しみください。ドラマで人気のパク・チョルミンが、本作でもいい味を出しています。3D版、2D版とも同時公開。どちらにするかはお好みでどうぞ。
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