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盗聴犯/狙われたブローカー

製作:イー・トンシン
監督:アラン・マック、フェリックス・チョン
脚本:アラン・マック、フェリックス・チョン
撮影:アンソニー・プーン(HKSC)
編集:パン・チンヘイ
アクション監督:ディオン・ラム
音楽:チェン・クォンウィン
出演:ラウ・チンワン、ルイス・クー、ダニエル・ウー、ミシェル・イエ、クリスタル・ホアン、アレックス・フォン、ケネス・ツァン

2011年/香港
日本公開日/2012年7月28日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/121分
配給:ツイン
(c)2011 Bona Entertainment Co., Ltd. Sil-Metropole Organisation Ltd.
2012年 香港映画批評家協会賞 推薦映画
盗聴犯/狙われたブローカー
(竊聽風雲2/OVERHEARD 2)

story

 名うての株ブローカーとして知られるロー(ラウ・チンワン)。地位と名誉をものにして活躍する彼を、監視し続ける謎の男、ジョー(ダニエル・ウー)の姿があった。

 ある日、ローは自分が不審な車に尾行されていることを知り、懸命に振り払おうとするが逆に事故を起こしてしまう。現場に駆けつけた香港警察保安課の刑事課長、ホー(ルイス・クー)は、捜査で彼の車から高性能の盗聴器が仕掛けられていたことを発見する。

 事情聴取でローを問いただすホーだったが、彼は覚えがないと言い、その表情は重い。ローの言動を不審に思ったホーは、捜査を続けるうちに容疑者としてジョーの存在を感じ取る。退役軍人のジョーは養護院でアルツハイマーの母を介護しながら暮らしており、陰では高度なテクニックを駆使し監視を続けている。なぜ彼はローの監視をするのか? それには避けられぬ理由があった。

 一方、捜査を続けているうちにホーは、ローのバックに君臨する謎の組織「地主會」の存在を知る。果たして「地主會」の目的とは? それを監視するジョーの目的とは? 点と線がすべて繋がった時、そこには哀しくとも過酷な真相があった…。

●アジコのおすすめポイント:

「2012 夏の香港傑作映画まつり」の第2弾。これまた残念ながら未見なのですが、この後に公開予定の前作『盗聴犯/死のインサイダー取引』と主要キャストは同じながら、続編ではなく、「盗聴」をモチーフにした別の物語として作られています。見応えのある前作と同様、こちらも期待できそうです。

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