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恋の紫煙2

監督:パン・ホーチョン
脚本:パン・ホーチョン、ロク・イーサム
撮影:ジェイソン・クワン
編集:ウェンダース・リー
音楽:アラン・ウォン、ジャネット・ユン
出演:ミリアム・ヨン、ショーン・ユー、ヤン・ミー、サム・シュー、ジョー・クー、ロイ・スエト、ビンセント・コク、イザベル・チャン、ブレンダ・ラム、ホアン・シャオミン、シウ・ヤムヤム、デレク・ツァン ゲスト出演:イーキン・チェン、リンダ・ウォン

2012年/香港・中国
日本公開日/2013年8月25日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/111分
配給:ユナイテッドエンタテインメント
(c)Making Film/(c)Media Asia Films(BVI) Ltd./(c)Golden Scene/(c)2012 Sun Entertainment Culture Ltd.
2013年 香港電影金像奨 主演女優賞(ミリアム・ヨン)

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パン・ホーチョン オールタイム・ベスト・セレクション
恋の紫煙2(春嬌與志明/Love in the Buff)

story

 2009年7月27日、チョンギウ(ミリアム・ヨン)とジーミン(ショーン・ユー)は幸せな同棲生活を続けていた。しかし、仕事が忙しくなってきたジーミンは、チョンギウの母親(シウ・ヤムヤム)の誕生会を忘れたり、バーベキューパーティの合間にクライアントの接待をしたり。些細なすれ違いが続き、10月22日の朝、チョンギウは書置きを残して実家に戻ってしまう。

 ジーミンはチョンギウの母へのプレゼントを買って、彼女の実家を訪れるが、チョンギウに会うことはできなかった。そして、犬が苦手なジーミンのために、ずっと飼っていた犬を実家に預けていたことを知るのだった。その頃、ジーミンの会社が北京に進出することになり、翌年の4月21日、ジーミンは北京へ旅立つ。

 北京の新しい部屋で荷解きをするジーミン。最後の1本にした思い出の煙草を入れた壜を捨てようとするが、どうしても捨てられない。しかし、飛行機で知り合ったスチュワーデスのシャン・ヨウヨウ(ヤン・ミー)と親しくなり、次第に付き合うようになっていった。一方、チョンギウの勤める化粧品会社が香港から撤退し、チョンギウは北京支店の店長を任されることになる。

 10月7日、同僚のイザベル(イザベル・チャン)と北京に到着したチョンギウは、偶然にジーミンと再会するが、彼は新しい彼女を伴っていた。ブレンダ(ブレンダ・ラム)の紹介で中国名物の公園見合いを勧められるも、気乗りのしないチョンギウ。つい、ジーミンにメールを送ってしまい、すぐに返事が返ってくる。そして、昔のようにショートメールのやりとりが続き、2人は外で会う約束をしてしまう…。

●アジコのおすすめポイント:

愛すべきチョンギウとジーミンの物語の続編です。当時のパン・ホーチョン監督は、北京に事務所を開いたばかり。本作の舞台も香港から北京へと移っていきます。すれ違いと誤解から、同棲を解消してしまった2人が北京で再会し、共に別のパートナー候補を見つけながらも、やっぱり惹かれ会う自分たちを再認識する物語。知らないうちに影響し合っていた2人は、正直な自分と向き合い、次のステップへと進んでいきます。さらに、今回は豪華なゲストたちの登場シーンも見所。ホアン・シャオミンやイーキン・チェン、往年のアイドルスター、リンダ・ウォンと、それぞれに重要な役柄で登場します。そして極めつけは、リンダ・ウォンのMVに扮するジーミンことショーン・ユー。その美しい熱演ぶりは、チョウギウだけでなく観客にとっても忘れられないでしょう。

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