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殺人漫画 Killer Toon

監督:キム・ヨンギュン
脚本:イ・フーキョン、チェ・ヨンラク
撮影:
編集:
美術:
音楽:イ・サンハク
出演:イ・シヨン、オム・ギジュン、ヒョヌ、ムン・ガヨン、クォン・ヘヒョ、オ・グァンノク

2013年/韓国
日本公開日/2013年10月19日
カラー/ビスタ/ステレオ/104分
配給:CJ Entertainment Japan
(c)2013 CJ E&M Corporation

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殺人漫画 Killer Toon(殺人漫画/Killer Toon)

story

 カン・ジユン(イ・シヨン)はインターネットで恐怖漫画を配信している人気作家。原稿には自らの血でサインをするほどの懲りようだ。その日、彼女は新作「黒いベール」を編集長のソ・ミスクにメールで送信していた。

 ところが深夜、誰もいないオフィスでメールを受取ったミスクは、漫画を見て驚愕する。そこには誰にも話していない、忌わしい過去が描かれていたのだ。そしてその夜、彼女は謎の死を遂げる。顔や身体には無数の刺し傷が残されていたが、それは彼女がカッターナイフで切り付けたものとして、警察は自殺と断定する。

 しかし、担当となったイ・ギチョル刑事(オム・ギジュン)は遺体の格好がモニターに残されていた漫画と酷似していることに注目。相棒の若い刑事ヨンス(ヒョヌ)に捜査計画書を作らせ、作者のジユンを訪ねる。その頃、ジユン自身も悪夢に苛まれ、精神科のカウンセリングを受けていた。

 そして、次の事件が起る。「納棺師チョ」というタイトルの新作で描かれていたことが、実際に起ろうとしていたのだ。その日、葬儀屋のチョ・ソンギ(クォン・ヘヒョ)は事故死した遺体を処理するため、警察病院の霊安室にいた。彼にも忌わしい過去があり、そのことで恐怖の体験をすることになる。

 漫画と事故との共通点に気づいたジユンは、彼を助けるため警察病院へ向かう。一方、ギチョルたちもそのことに気づき病院へ向かうが、すでにチョは死んでおり、ジユンは現行犯で逮捕されてしまう。そして、尋問の中で、彼女の描く漫画の秘密が明かされていく…。

●アジコのおすすめポイント:

「進化する韓国映画のいま」をテーマに開催されているK-Movie Festivalで上映される、未公開最新作です。WEB漫画による殺人事件をJホラーテイストで描いた作品で、けっこう怖いです。しかし、最も恐ろしいのは人間の心の底に潜む闇。というわけで、殺されていく人々は皆、理由ありの因果応報なのでした。主人公を演じるのは、韓国版「花男」や「イタKISS」に出演しているイ・シヨン。また、ミュージカルで活躍する「ドリーム・ハイ」のオム・ギジュンが刑事役で映画初主演をしています。K-Movie Festivalでは、この他、未公開作品として『フィスト・オブ・レジェンド』『ミリオネア・オン・ザ・ラン』『ダンシング・クィーン』を上映中です。


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