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ジンクス!!!

監督:熊澤尚人
脚本:まなべゆきこ
撮影:藤井昌之
編集:熊澤尚人
衣装:宮本まさ江
VFX:浅野秀二
音楽:安川午朗
劇中曲:「愛の夢」ピアノ・辻井伸行
出演:ヒョミン(T-ARA)、清水くるみ、山崎賢人、落合モトキ、松山愛里、チョン・スギョン(特別出演)、宮田早苗、高橋和也、イ・ジフン(声のみ)

2013年/日本
日本公開日/2013年11月16日
カラー/シネスコサイズ/ドルビーデジタル/122分
配給:ティ・ジョイ
(c)2013 ROBOT Communications Inc.



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ジンクス!!!(Jinx)

story

 ソウル。初雪が舞い降りるスケートリンクで、ジホ(ヒョミン)は恋人テウンを待っていた。ジホの手には、ピンクのクマのストラップ。バイクに乗ったテウンの携帯にも、お揃いの青いクマが揺れていた。だが、その日2人がデートすることはなかった。テウンは事故で帰らぬ人となったのだ。

 1年後。ジホはテウンのことを忘れるため、日本へ留学する。優しい寮母の幸枝(宮田早苗)に紹介されるジホ。今夜の女子寮のメニューはキムチチゲだ。ジホは食堂の片隅で、黙々と食事している山口楓(清水くるみ)を見つけ、同じテーブルに座って自己紹介。プロフィールの相性がいいと知ったジホは、勝手に友達になると宣言し、楓を当惑させる。

 ジホは構内で楓の姿を見つけるたびに飛んできて、片時も離れない。趣味も性格も違うし、一人でいることが好きなんだと楓が話しても、「私とオンニは性格同じ!」とジホは主張するのだった。そんなある日、大学の中庭で経済学部の松坂隼人(落合モトキ)から声をかけられたジホは、楓が隼人に片思いしていると確信する。

 その夜、ジホと酒盛りして酔った楓は、自分が好きな人は隼人の友人の野村雄介(山崎賢人)であると打ち明ける。楓と雄介は中学の同級生。卒業後、東京に引っ越した雄介のことを、楓はずっと忘れられなかったのだ。でも、再会した雄介は自分を覚えていない。落ち込む楓をジホは励ます。「頑張って告白されましょう! 私がミルダン教えます」

●アジコのおすすめポイント:

韓国からの留学生が韓国流の恋のジンクスで、恋に奥手で不器用な2人のキューピッドになる物語。といっても、ジンクスの部分はことごとく失敗するのですが、告白の演出に映画の名場面を再現するというアイデアはとてもロマンチック。カップルの記念日が多い韓国ならあり得る〜と納得してしまいます。恋の応援をしながらも、主人公は自分の過去を振り返り、悲しみと向き合っていきます。そんなキュートでせつない主人公を、K-POPガールズグループT-ARAのヒョミンがとてもチャーミングに演じています。イ・ビョンホンの声優としても有名な高橋和也が、レンタルビデオ店の店長役で出演。あの声で、カップルたちをサポートします。


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