ネイキッド・ソルジャー/亜州大走査線
(絶色武器/Naked Soldier)
story
史上最大量の麻薬と銃器を押収したインターポール捜査官ロン(サモ・ハン)。香港での任務を終え、アメリカで家族と過ごしていた時に襲撃され、家族を失ってしまう。さらに、暗殺組織の女ボス・ローズ(エレン・チャン)が10歳の娘メイシーを誘拐。ローズは拉致したメイシーを洗脳し、自分の娘フェニックスとして育てるのだった。
15年後の1995年。インターポール香港支部ではローズたちの新たな動きを察知。指揮を執るサム捜査官(アンディ・オン)は引退していたロンを相談役に迎える。暗躍するローズの正体を明らかにするため、サムは手がかりを求めて台湾へ。学生時代の恩師を訪問したサムは、女子大生メイシー(ジェニファー・ツェー)と偶然知り合い、好意を抱く。
その頃、ローズの放った刺客アイビー(レナ・リン)、セリーナ(アンキー・バイルケ)、そしてフェニックスは次々と暗殺を実行していた。しかし、葬儀場で暗殺を遂行したフェニックスは、喪主の女に顔を目撃されてしまう。フェニックスは掟に逆らい、女の命を奪うことなくその場から立ち去る。そんな彼女を秘かに守ってきたのが、一緒に訓練を受けたドラゴン(フィリップ・ン)だった。
サムは一連の捜査から、暗殺者の中にロンの娘がいることを突き止める。しかも、事件現場に残された血痕のDNA鑑定から浮かんだ肖像画はメイシーに酷似していた。一方、ロンは養女スキニー(カン・ジャーチー)の家庭教師を雇う。派遣されて来たのは女子大生メイシー。ローズが放った刺客フェニックスだった…。
●アジコのおすすめポイント:
国際警察とセクシー美女軍団の闘いと親子のドラマをシリアスに描きながらも、全体的にユーモラスな味付けをし、過去のカンフー映画やアクション映画の名場面をパロってみたりと遊び心満載の作品です。冒頭のサモ・ハン&ティミー親子の共演場面からして笑えます。初めて生身のアクションを披露したステファニー・ツェーは、ニコラス・ツェーの妹。彼女もアクション女優の道を行くのか?! 美女軍団のアクションシーンも凄いですが、養女のスキニーを演じたボーイッシュでフレッシュなカン・ジャーチーの活躍も見逃せません。男女とも見どころ満載、お得感のある作品です。
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