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監督:イ・スンジュン
脚本:パク・スジン
脚色:ユン・ジェギュン、スオ、ミン・ジウン、ユ・ヨンア
撮影:チェ・ジヌン、ホン・ジェシク
編集:シン・ミンギョン
美術:キム・ミノ
衣装:キム・ウンスク
アクチョン監督:チェ・ドンヒョン(Triple-A)
特殊効果:ホン・シャンピョ(エフェクトストーム)
音楽:チョン・ジノ
出演:ソル・ギョング、ムン・ソリ、ダニエル・ヘニー、コ・チャンソク、ハン・イェリ、チョン・インギ、ラ・ミラン、キム・ジヨン

2013年/韓国
日本公開日/2014年4月26日
カラー/シネスコ/5.1chサラウンド/121分
配給:CJ Entertainment Japan
(c)2013 CJ E&M Corporation

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ザ・スパイ シークレット・ライズ
(スパイ/The Spy:Undercover Operation)

story

 ソマリアで人質解放作戦、天津ではVIPの護衛と世界を駆け巡る敏腕スパイ、キム・チョルス(ソル・ギョング)。だが、任務が終れば母(キム・ジヨン)の古希祝いに駆け付け、子供ができないことでいびられていた妻ヨンヒ(ムン・ソリ)に責められる。ヨンヒは何も知らされておらず、夫のことを出張の多い会社員と信じ込んでいた。

 翌日、不妊検査のため夫婦で産婦人科を訪れていた時、チョルスのもとに新たな指令が届く。天津で殺された北朝鮮高官の娘ペク・ソリ(ハン・イェリ)が、韓国への亡命を求めてきたのだ。核物理学者の彼女は、中国や日本、CIAなど、世界のスパイたちにも狙われていた。

 チョルスは相棒のジン(コ・チャンソク)たちと共に、ペク・ソリを亡命させるため、彼女が滞在しているタイへ飛ぶ。一方、スチュワーデスのヨンヒも仕事でタイへ。機内で知り合ったイケメンのライアン(ダニエル・ヘニー)とタイでも再会し、素敵な彼に惹かれていく。

 だが、ライアンはテロリストで、わざとチョルスの妻に近づいていた。ライアンたちはタイのホテルで先にペク・ソリを拉致するが、潜入していたCIAに彼女を奪われてしまう。チョルスたちは、高級レストランを装ったタイのCIA本部に潜入するが、そこには各国のスパイたちと共に、ライアンにエスコートされたヨンヒの姿もあった…。

●アジコのおすすめポイント:

ちょっと香港映画を思わせるような、愉快で痛快なスパイ・アクションコメディです。『オアシス』以来、11年ぶりの共演となったソル・ギョングとムン・ソリが、うれしい夫婦役で復活。朴訥でストイックなヒーロー役の多いソル・ギョングが、強気な妻に頭のあがらないダメ亭主という顔も持つスパイ役をコミカルに演じています。敵役のダニエル・ヘニーの2枚目ぶりも楽しめるけど、なんといっても痛快なのは妻役のムン・ソリ。少女とおばさんが同居しているようなノーテンキで天然な妻を、かわいらしく演じて笑わせます。コ・チャンソク、ラ・ミランと脇を固める俳優陣も芸達者ぞろい。カーチェイスやヘリコプターでの挌闘などなど、アクションシーンはすべて俳優たちが実際に挑戦したそうで、迫力あるシーンに仕上がっています。イ・スンジュン監督はこれがデビュー作なのですが、こんなに豪華なスタッフ&キャストとスケールの大きな作品でデビューできるなんて、韓国映画界は恵まれていますね。


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