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監督:キム・ムンフム
脚本:---
撮影:---
編集:---
主題歌:「伝えられなかった言葉」歌・ユナク(日本語版)
出演:チョン・ユナク(超新星)、キム・グァンス(超新星)、チャン・ヒジン、ジフ、ソン・ビョンホ

2014年/韓国
日本公開日/2014年8月2日
*INNOCENT LOVE
カラー/スコープサイズ/ステレオ/100分
配給:ハピネット
(c)Apollon cinema 2014

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この世の果て
(この世の果て/The End Of The World)

story

 ドングォン(チョン・ユナク)とヒョックン(キム・グァンス)は、夜逃げ探しのプロ。ヤクザを相手に、クラブから逃げ出した女を見つけて報酬をもらう仕事をしている。兄貴分のドングォンは使うアテのない金を貯めこんでいるが、博打に目のないヒョックンはすぐに金を使い果たしていた。

 ソウルの病院。新人俳優のヒョンス(ジフ)は、大切な妹のイェジンが重い心臓病を患い苦しんでいた。助かる道は心臓移植のみ。だが、血液型がRHマイナスであるため、すぐにドナーを見つけるのは困難だ。悩んだヒョンスは臓器売買のブローカーに金を渡す。

 ヤクザのチョンシクを通じて、ドングォンたちに女探しの依頼が届いた。二人は船に乗ってソイショク島へ向かう。探す女はユ・スミン(チャン・ヒジン)。留守中の家に上がり込み、彼女が小学校の教師で廃校中止の嘆願書を出していることを知る。

 二人は役所の調査員と偽ってスミンの家に滞在。スミンと同居する老女に歓迎される。ヒョックンが先に帰ることになり、ドングォンはスミンや子どもたちと穏やかな日々を過ごす。貧血で失神する病を持つスミンは、宝物の青いオカリナをドングォンにプレゼントした。

 スミンに惹かれていくドングォンは、ヒョックンに女探しの理由を探らせる。しかし、チョンシクは対立するチュンサム(ソン・ビョンホ)にナイトクラブを奪われそうになり焦っていた。二人に危険が迫る…。

●アジコのおすすめポイント:

初恋をテーマにした Innocent Love シリーズのラストを飾る第3弾です。今回は裏稼業で生きているチンピラと島の小学校教師との恋。それに、ヤクザによる臓器売買の魔の手が忍び寄ります。主演は『無花果の森』が上映中の超新星ユナクとチャン・ヒジン。危なっかしい弟分役を超新星グァンスが演じています。寡黙でストイックな男が、島での暮しと教師との出会いで温もりを感じ、彼女を守るために闘う男に変身。アクションシーンも満載で、最後までハラハラさせてくれます。妹のために心臓のドナーを探す男を演じるのは、ドラマ「赤と黒」で刑事を演じていたジフ。本シリーズはオリジナル・サウンドトラックが先行発売されていますが、本作でもエンディング曲をユナクが歌っており、日本公開では日本語版が流れます。

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