トランスフォーマー/ロストエイジ
(Transformers: Age of Extinction)
story
6500万年前に絶滅した恐竜。その真相に迫る証拠が発見される。その秘密は「ダイナボット」という名の彼らだけが知っていた。
人類存亡をかけたシカゴの戦いから3年。テキサスで廃品業を営む発明家ケイド(マーク・ウォールバーグ)は、男手ひとつで育てた娘テッサ(ニコラ・ベルツ)と平穏な日々を過ごしていた。だが、ケイドが古いトラックを持ち帰ったことから事態は一変する。それは、攻撃を受けて仮死状態のオートボットのリーダー、オプティマスプライムだった。
その頃、すべてのトランスフォーマーが地球から去らない限り平和は訪れないと考えた米政府は、CIAの指揮下、人間と共に戦ったオートボットまでも次々と掃射していた。しかし、CIAエージェントのアティンジャー(ケルシー・グラマー)の真の目的は、オプティマスプライムを探し出すことだった。
オプティマスはケイドの修理によって起動するが、居場所を突き止めたCIAがケイドの家を包囲。襲撃を受けたオプティマスは姿を現し、ケイドとテッサを巻き込んで激しい攻防となる。間一髪の二人を救ったのは、テッサの恋人でカー・レーサーのシェーン(ジャック・レイナー)だった。オプティマスは、バンブルビーやドリフトなど、生き残っているオートボットの仲間たちを召集する。
一方、CIAは大企業KSIの社長ジョシュア(スタンリー・トゥッチ)と手を組み、人工トランスフォーマーを製造していた。ケイドたちは敵の目的を探るため、KSIに潜入してこの事実を知る。さらに、アティンジャーを動かしていたディセプティコン最強の戦士ロックダウンが、巨大な宇宙船と共に地球に襲来していた…。
●アジコのおすすめポイント:
日本発の変型オモチャがハリウッドで実写映像となり、スビルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイの監督で生まれた『トランスフォーマー』シリーズの4作目です。ストーリーは前シリーズを引き継ぎながらも、キャラクターデザインや登場人物を一新。新たなシリーズの幕開けとなっています。登場するのは、人間たちを救って来た金属型宇宙人のオートボットと、それに敵対するディセプティコン。この構造に人間たちが巻き込まれていきます。本作は後半で舞台を中国や香港に移動。主要キャストに選ばれたリー・ビンビン(ハリウッド・メイクが凄い!)をはじめ、中華圏でお馴染みの俳優さんたちがちょっとずつ登場しています。よく観ていないと見逃すので、ご注意を。字幕版では二刀流の侍戦士ドリフトの声を渡辺謙が担当しています。
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