ゴッドギャンブラー−レジェンド−
(賭城風雲/From Vegas To Macau)
story
クール(ニコラス・ツェー)は父のベンツ(ホイ・シウホン)、兄のカール(チャップマン・トー)と共に、ずる賢い黒社会の連中に復讐を果たす。彼らは三銃士と呼ばれ、智恵を働かせて悪を懲らしめる義賊として活躍していた。
ある日、ベンツのもとに旧友のケン(チョウ・ユンファ)からマカオへの招待状が届く。ケンはトランプや麻雀牌に触れるだけで中味を見抜く魔術師の手を持つ、伝説のギャンブラー。長年、ラスベガスのカジノでセキュリティを勤めていたが、引退して娘のレインボー(キミー・トン)と故郷のマカオへ戻ってきたのだ。
一方、その頃、DOAという悪徳企業が新製品を披露する国際ミーティングを開いていた。トップのコー(ガオ・フー)は、サッカー選手の身体を左右する薬を開発。国際試合を操作して、大儲けする計画を持ちかけていた。社内には企業が行っているマネーロンダリングと悪事を暴くため、警察のロン(フィリップ・ン)が潜入していた。
コーを追う中国、香港、マカオの警察たちは、ロンが送ってくる証拠映像を待っていたが、正体がばれてロンは逃走。命からがら逃げ込んだのは、義父ベンツの家だった。彼は義眼に仕込んだカメラを、くまのぬいぐるみに隠す。それは、ケンの豪邸で開かれたパーティで、クールがレインボーのために獲得した賞品だった。
ケンは中国から来たロク刑事(ジン・ティエン)からコー逮捕の協力を求められ、カジノでコーと対決することになる。気軽に引き受けたケンだったが、ベンツやレインボーに危険が及び、クールやカールと共に真剣勝負に挑んでいく。
●アジコのおすすめポイント:
なんとも懐かしい王晶ことウォン・チン(日本ではバリー・ウォンの名でも知られてます)の、おバカな世界が復活。彼とチョウ・ユンファが組んで大ヒットした『ゴッド・ギャンブラー』シリーズのスピンオフ的作品で、昨年の旧正月に公開されてこちらも大ヒット。今年の旧正月にもカリーナ・ラウを迎えた続編が公開されています。冒頭、どもりのチンピラに扮するニコラスもおかしく、その後もいつもとは違うリアクションで変顔を見せてくれます。このところ、すっかりスリムになって、昔のマークの頃のように若返ったチョウ・ユンファも、ウォン・チンならではのコテコテ演技を楽しそうに演じています。新旧の俳優陣による新たな『ゴッド・ギャンブラー』がまた観られるとは! さらにチョコレートをくわえた本物が登場する大サービスシーンもあり。リラックスしてお楽しみください。
▼特集サイト 閉じる
|