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光陰的故事

1982年/台湾
日本公開日/2015年3月14日
カラー/ビスタサイズ/106分
字幕:根本理恵
配給:フルテルモ×コピアポア・フィルム
(c)Central Pictures Corporation

第2話「希望」(指望)
監督・脚本:エドワード・ヤン
撮影:ゼン・ニエンピン
キャスト:石安[女尼]、張盈真、劉明


光陰的故事(光陰的故事/In Our Time)

story

 中学生のシャオフェンは身体の小さい同級生のシャオワンに頼まれて、自転車の乗り方を教えることに。大学生の姉は勉強せずビートルズの音楽ばかり聴いている。ある日、離れの部屋をハンサムな男子大学生に貸すことになり、シャオフェンは秘かに彼に憧れるのだが…。

希望


タンザ 第1話:怪獣くん(小龍頭)
監督・脚本・音楽:タオ・ドゥツェン
キャスト:ラン・シェンウェン、ヨウ・シャオウェイ

story: 小学生のシャオマオはいつも両親から「勉強しろ」と叱られてばかり。両親は可愛い弟には甘く、弟は奔放に育っていた。学校でもいじめられているシャオマオの心の友は怪獣だけだった。ある日、家族でジン叔母さんの家を訪れたシャオマオは、お絵描きをしながら従姉妹のシャオフェンと心を通わせる…。

跳ねる蛙 第3話:跳ねる蛙(跳蛙)
監督・脚本:クー・イーチェン
キャスト:リー・グォシュウ

story:大学生のシャオパンことドゥ・スーリェンは、去年負けた留学生との親善試合で名誉挽回をしたいが、企画は却下されていた。友人や委員会を説得してなんとか企画を通すが、シャオパンは代表選手に選ばれない。ところが当日、選手の怪我で自分が出場することに。大奮闘するシャオパンを憧れの彼女も見ていた…。

名を名乗れ 第4話:名を名乗れ(報上名來)
監督・脚本:チャン・イー 音楽:クリストファー・ドイル
編集:リャン・チンソン 録音:トゥ・ドゥーチ
キャスト:シルヴィア・チャン、リー・リーチュン

story:引越しの荷物が片づかないまま、初出勤日を迎えたズーフェン。寝起きの夫は裸のまま新聞を取りに出て締め出される。やむなく公衆電話で妻に電話するが、IDカードを忘れた妻も出社できないでいた。夫は自力で部屋に入ろうと悪戦苦闘するのだが…。


●アジコのおすすめポイント:

エドワード・ヤン監督の監督デビュー作となった記念すべき作品です。台湾ニューシネマで台頭してきた若手監督たち4人によるオムニバス作品で、60年代から80年代の台湾を背景に、子ども時代から青年時代までのエピソードが4つの個性で描かれています。ヤン監督の第2話では、思春期に差しかかった少女の微妙な心と身体の変化が、60年代当時の世相と共に描かれます。俳優としても活躍するクー・イーチェン監督による第3話もユニーク。自分の生き方を貫きたい大学生を、同じ演劇系俳優の相島一之にちょっと似ているリー・グォシュウ(李國修)が生き生きと演じ、爽快なラストが印象に残ります。

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