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朝鮮名探偵2 −失われた島の秘密−

監督:キム・ソギュン
原作:キム・タクファン
脚本:イ・ナムギュ、キム・スジン
撮影:チャン・ナムチョル
編集:イム・スンキョン
美術:チャン・チュンソプ
アクション指導:リュ・ヒョンサン
音楽:キム・ハンジョ、ナ・ユンシク
出演:キム・ミョンミン、オ・ダルス、イ・ヨニ、チェ・ムソン、チョン・ウォンジュン、イ・チェウン、ファン・チェウォン、ファン・ジョンミン、ウ・ヒョン

2015年/韓国
日本公開日/2015年5月9日
カラー/シネスコ/5.1ch/125分
字幕:岩井理子
配給:ツイン
(c)2015 Showbox/Mediaplex and Generation Blue Films


朝鮮名探偵2 −失われた島の秘密−
(Detective K:Secret of The Lost Island)

story

 1795年、正祖の時代。王の特使として、贋銀作りの一味に潜入していたキム・ミン(キム・ミョンミン)とソピル(オ・ダルス)は鋳型の破壊に成功。あわやというところを兄と慕う先輩武官(チョン・ウォンジュン)に助けられる。

 6ヶ月後、キムは島流しに遭っていた。ソピルが様子を見にやって来るが、キムは実験三昧の日々。火薬を使った武器を作っているようだ。そんなある夜、タヘ(イ・チェウン)という女の子が泳いで海を渡ってくる。行方不明の妹トヘ(ファン・チェウォン)を探して欲しいと頼みに来たのだ。

 キムはすげなく断るが、タヘは毎日やって来て掃除や炊事を始める。キムはタヘの賢さを見込んでいた。そんなある日、対馬から船が出ると知らせが届き、キムは島抜けすることに。トヘの捜索と、再び活発になっている贋銀作りの手がかりを求めて、ソピルと倭館へ向かう。

 ところが、贋銀作りの親分(チェ・ムソン)一味に遭遇。島へ戻ると、子どもの水死体があがり騒動になっていた。死因は銀を精製する時に使われる毒、青酸カリ。キムとソピルは武器を持参して、再び倭館へ向かう。謎の女、ヒサコ(イ・ヨニ)に助けられながら捜査を進める中、倭へ向かう歳遣船が難破。入江に少女たちの死体が浮かぶ…。

●アジコのおすすめポイント:

前作『朝鮮名探偵 −トリカブトの秘密−』が大好評だったシリーズの2作目です。主演はもちろん、キム・ミョンミンとオ・ダルスの名コンビ。今回はヒロインにイ・ヨニを迎え、贋銀事件と少女誘拐事件の謎を解いていきます。交易のための倭館が舞台となっており、イ・ヨニは日本で育ったヒサコという役で登場。艶やかな和服姿も。ドラマ「奇皇后」のパク・プルファ役でお馴染みのチェ・ムソンも、前作に引き続き出演。役柄は違いますが重要な人物を演じています。子どもの労働や人身売買といった現代的テーマも盛り込みつつ、名探偵と商人のデコボココンビが新たな武器や新発明のグライダーを駆使し、陸海空で大活躍。キム・ミョンミンが楽しそうに演じるこのシリーズ、まだまだ続くかも。


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