| 無双の鉄拳（怒りの雄牛/Unstoppable）
story
無敵の強さを誇るカン・ドンチョル（マ・ドンソク）は正義の男。かつて名を挙げたこともあるが、今は愛する美しい妻ジス（ソン・ジヒョ）と結婚。親友のチュンシク（パク・チファン）と二人で魚市場に魚を卸す事業を始め、慎ましく暮らしていた。
夢は豊かな暮らしで妻を幸せにすること。何度か失敗はしたものの、パク社長（チョン・インギ）の紹介でキング・クラブの船を持つソンジュ（キム・ウォネ）に稼いだ金を投資してしまう。しかし、船が中国で拿捕されてしまい、雲行きが怪しくなっていた。
その頃、借金取りに殺されかけた男の家から娘（ペ・ヌリ）がさらわれる。一味の乗った車は、偶然にドンチョルの車に追突。後で保障するからと、金と名刺を渡して立ち去ろうとするが、ボスのギテ（キム・ソンオ）は怒って出てきたジスの美貌に目を付ける。
妻の誕生日。ドンチョルは高級レストランでサプライズを用意していたが、ジスは投資話に腹を立て先に帰宅。ところが、家に一人いるところをギテらに襲われ、誘拐されてしまう。彼らは金持ち相手の国際人身売買組織だった。
妻を必死で探すドンチョルに大金が届くが、ドンチョルは警察へ。金を受け取っては人身売買になりかねないと警察の動きも鈍いため、ドンチョルはチュンシクの知り合いでやり手の探偵、コム社長（キム・ミンジェ）に協力を依頼。いくつもの捜索を経て、ギテ・ファイナンシャルにまでたどり着くのだが…。
アジコのおすすめポイント：
『新感染 ファイナル・エクスプレス』以降のマプリー人気で乗りに乗っているドン・リーことマ・ドンソク主演の痛快アクションドラマです。主演のマ・ドンソクと5年がかりで練り上げた構想を、新鋭キム・ミンホ監督がデビュー作として完成させました。アクション監督のホ・ミョンヘンなどマプリーの魅力を熟知した『新感染』組のスタッフが再結集しています。今回は愛する妻を救うため、国際人身売買組織と闘うお話。組織のボスをややサイコっぽく演じているのはキム・ソンオ。映画では恐いヤクザや悪役が多い彼ですが、ドラマでは気の弱い秘書役でお馴染み。今回はコミカルな味も出しています。まさに止められないカチコミでの闘いが続くマ・ドンソク。嫌味なく強さを見せつけ、悪をコテンパンにやっつける姿はまさに爽快。ハッピーなエンディングロールまで、マプリーの世界をたっぷり楽しめます。
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