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クライマーズ

製作:ツイ・ハーク
監督:ダニエル・リー
脚本:ア・ライ
撮影:トニー・チョン
編集:
美術:
衣装:
視覚効果:ライアン・D・ロメロ
音楽:ヘンリー・ライ
出演:ウー・ジン、チャン・ツィイー、チャン・イー、ジン・ボーラン、フー・ゴー、チュイニーツーレン、ラワン・ロップ、ワン・ジンチュン、ホー・リン、チェン・ロン、ドゥオ・ブジエ、ジャッキー・チェン(友情出演)

2019年/中国
日本公開日:2020年9月25日
カラー/シネマスコープサイズ/DCP/125分
字幕:
配給:AMGエンタテインメント
(c)2019 Shanghai Film Group.
2019年 中国映画批評家協会賞
 映画ポスター賞/十大映画/十大コミュニケーション映画
2019年 チャイニーズ・アメリカン映画祭
 金の天使賞部門 傑出作品賞
2019年 サー映画文化&娯楽産業賞
 審査員賞部門 助演男優賞(チャン・イー)
2020年 長春映画祭 撮影賞(トニー・チョン)/技術成就賞


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クライマーズ(攀登者/The Climbers)

story

 1960年5月20日、中国時間の4時20分、国家登山隊はチョモランマ(エベレスト)の北陵から世界初の登頂に成功する。悪天候の中、途中で雪崩に遭い隊長を含むほとんどの隊員が命を落とし、登頂に成功したのは隊長を任されたファン・ウージョウ(ウー・ジン)、撮影係だったチュイ・ソンリン(チャン・イー)、チベット族のジェブー(ラワン・ロップ)の3人だけだった。

 生還後、ウージョウは気象学を学ぶ学生のシュエ・イン(チャン・ツィイー)に、二人が逢瀬を重ねた無人区の廃工場でプロポーズしようとしていた。そこへロシアから手紙が届き、彼らの登頂記録は認められなくなる。途中でカメラを失ったため、頂上から360度の写真を撮るという条件が満たされていなかったのだ。

 1965年、登山隊は解散。ソンリンは登山家のコーチとなり、ジェブーは故郷の羊牧場へ。下放されたウージョウはボイラー室で働きながら、教鞭をとっていた。しかし、生徒たちは1960年の初登頂を疑っていた。ウージョウはボイラー室にこもり、シュエ・インは公費留学生としてロシアで気象学を学ぶことになる。

 そして1975年、国家登山隊が再結成され、国の威信をかけてチョモランマへの再登頂計画が立ち上がる。司令官(ワン・ジンチュン)はアタック隊の隊長にウージョウ、後方支援隊長にジェブー、そして、凍傷で足が不自由になったソンリンは副司令官として彼らを支援することになる。隊にはカメラマンのリー・グォリャン(ジン・ボーラン)や測量士のヤン・グァン(フー・ゴー)など、技術を持った若い登山家たちも含まれていた。

 厳しい訓練が始まる中、帰国したインが最新の気象学を駆使して登頂を支援するため合流。ウージョウとインは10年ぶりに再会する。

アジコのおすすめポイント:

チョモランマ(エベレスト)に初登頂した中国登山隊の苦難の日々を、実話を元に豪華キャストと壮大なスケールで描いた山岳アクション・アドベンチャーです。監督は『三国志』『ドラゴンブレイド』のダニエル・リー。製作はツイ・ハーク。香港組、中国で頑張ってるんですね。主演はアクションスターのウー・ジン。今回はアクションを封印して、山を相手に別な闘いを挑みます。そんな彼を待つ恋人役を演じるのはチャン・ツィイー。初登場シーンはなんと!『初恋の来た道』を彷彿とさせる三つ編おさげスタイル。当時と変わらない可憐な笑顔が驚異的。やっぱり童顔なんですね。そのほか、チャン・イーやワン・ジンチュンなどのベテラン俳優に、若手人気俳優のジン・ボーランやフー・ゴー、チュイニーツーレンらが登場します。エンディングの後に、怪我で途中棄権となったフー・ゴー演じるヤン・グアンが後年、義足で登頂したエピソードが付け加えられています。老いたヤン・グアンを演じるのは友情出演のジャッキー・チェン。


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