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紅い服の少女 第一章 神隠し

監督:チェン・ウェイハオ
脚本:チェン・シーコン
撮影:チェン・クーチン
編集:ガオ・ミンシェン
美術:リン・チョンシアン
視覚効果:兔將創意影業
音楽:リー・ミンジェ
出演:アン・シュー、ホアン・ハー、リウ・インシャン、チャン・ポーチョウ、パイ・ミンホア、リン・スージェ

2015年/台湾
日本公開日:2022年9月30日
カラー/シネスコ/5.1ch/93分
字幕:夏國明
配給:OSOREZONE/台湾映画社
配給協力:シンカ
©2015 The Tag-Along Co., Ltd.
2016年 台北映画祭
 主演男優賞(ホアン・ハー)/主演女優賞(アン・シュー)

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poster


紅い服の少女 第一章 神隠し
(紅衣小女孩/The Tag-Along)

story

 台湾の山奥には魔神仔(モーシンナア)と呼ばれる妖怪が潜み、猿や子ども、やましい心を持った人間に憑依すると伝えられている。

 リンさん(パイ・ミンホア)が山でハイキングの途中、失踪する。リンさんと親しいシューファン(リウ・インシャン)は尋ね人のポスターをながめながら「早く帰って、あなたの歌声を聴かせて」と心配していた。

 シューファンは不動産会社に勤める孫のジーウェイ(ホアン・ハー)と二人暮らし。今夜は恋人のイージュン(アン・シュー)を連れてくると言う。交際5年になるが、なかなか結婚しない二人にシューファンは不満だった。寝坊したジーウェイは弁当も持たず飛び出していった。その後、シューファンは自分の名前を呼ばれ…。

 イージュンはラジオ局で「恋愛相談室」のDJを担当している。バイクで迎えにいったジーウェイは、家に行く前にある物件にイージュンを連れて行く。それは、結婚して二人で住むつもりで契約した部屋だったが、イージュンは結婚をずっと拒んでいた。彼女には秘密があったのだ。

 気を取り直して家に連れて行くと、シューファンは手料理を用意して待っていたが、「リンさんが戻ったから会いに行く」とでかけてしまう。翌朝、シューファンは戻っておらず失踪してしまう。戻った来たリンさんは「名前を呼んでしまった…」と悲しんでいた。

 ジーウェイの職場にリンさんのカメラが送られてきた。クンさん(チャン・ポーチョウ)と一緒に映像を見ると、ハイキングを楽しむリンさんたちの後をついてくる紅い服を着た少女が写っていた。その夜、二人でリンさんの家を訪ねるが、リンさんはおらず不可解な現象に襲われる。

 3日後、今度はジーウェイがいなくなり、「あの子の名前を呼んでしまった」とシューファンが錯乱して戻ってきた。「でも、あの子はあなたを愛しているから、あなたの名前は決して呼ばないわ」とシューファン。イージュンはクンさんの話から魔神仔のことを調べ、ジーウェイを探すため捜索隊と山へ入っていく…。

アジコのおすすめポイント:

またしても、台湾ホラーの登場です。しかも、本作はすべての台湾ホラーブームの原点となった作品。正直、ホラーが大の苦手なアジコは悩みましたが、主演がリバーくんことホアン・ハーにアン・シューとくれば、観ないわけにはいきません。物語は、90年代の台湾で一時期都市伝説にまでなった「紅い服の少女」事件をベースにしており、新鋭のチェン・ウェイハオ監督が長編デビュー作として作り上げ大ヒットを記録。2年後には続編が公開され、年間興行成績のトップに輝いた作品となっています。で、本編ですが、とにかく画面が暗い。冒頭のタイトルからして、不気味な紅い色が怖さを醸しております。部屋の中もどこもかしこも暗いので、どきどきしながら見守ることになります。音もけっこう怖いです。あ、来るな!というのはわかるので、苦手な方は目をそらしましょう。この、妖怪・魔神仔(モーシンナア)ですが、日本の座敷童みたいな感じで実際はそんなにこわいものではないようです。山から降りてくることもないとか。あくまで、ホラー作品の演出ですので、こわいもの好きな方はたっぷりお楽しみください。


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