THE KILLER/暗殺者
(ザ・キラー:死んでもいい子/
The Killer: A Girl Who Deserves to Die)
story
凄腕の暗殺者だったウィガン(チャン・ヒョク)。今は引退し、財テクで成功して優雅な生活を送っている。クールな彼が大切にしているのは、最愛の妻ヒョンス(イ・チェヨン)だ。その妻が友人(ユ・ソジン)と済州島へ旅行することになり、友人が養女として育てている女子高生キム・ユンジ(イ・ソヨン)を3週間、預からなくてはならなくなる。
妻たちを空港で見送った後、ユンジをピックアップするウィガン。17歳のユンジは遊びたい盛りで、友人と遊びに行きたいと言うので、「変な所には行くな」とお小遣いをたっぷり渡して別れる。もちろん、ユンジの財布には、居場所が追跡できる小さなICチップも忍ばせておいた。
ところが、そのユンジが友人と一緒に人身売買組織にさらわれてしまう。ユンジが好意を持っていた先輩に騙されたのだ。ウィガンがすぐに救出に向かうが、友人だけが解放され、ユンジだけが執拗に移動させられる。彼らの目的はユンジだった。友人が誘い出し役で、背後にはロシアのマフィアも絡んでいるようだ。
危うく船に乗せられそうになったユンジを救い出し、病院へ連れていく。しかし、殺人事件が起こり、監視カメラの映像からウィガンとユンジに疑いがかけられ、イ刑事(イ・スンジュン)も乗り込んできた。ウィガンはユンジを守りながら、彼女を指名した黒幕を探るため、アジトへと乗り込んでいく。そこには、ナイフの達人ユーリ(ブルース・カーン)が待っていた。
群がる敵を難なく倒していくウィガン。後始末は掃除屋(チャ・テヒョン)がやってくれる。大勢の娘たちがさらわれ、ウラジオストックへ向かう船に乗せられようとしていた。ウィガンは汚職まみれのイ刑事と取引をして、証拠映像を回収。娘たちを解放させる。さらにユンジを指名した黒幕に近づくため、馴染みの射撃場の主人(ソン・ヒョンジュ)に、多くの銃を用意してもらう…。
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