story
ジャン・ウェン(ジョセフ・ホアン)とアーシン(パン・ガンダー)は「怒れる零」というウェブ漫画を公開している。ジャン・ウェンが小説を書き、絵の上手いアーシンが漫画を描いていた。二人とも「王者の世界」というゲームにはまっている。将来は同じ大学に入り、アニメを勉強するつもりだったが、ジャン・ウェンは実業家の父とアメリカに移住することになり、イラついている。
再開発予定の黎明アパートに住むリンリン(ワン・ユーシュアン)は、聴覚障害者の母親(ウィニー・チャン)と暮らす高校生。授業中もゲームに夢中だが、数学の問題はスラスラ解いてしまう才能の持主だ。だが、黎明アパートにはびこるヤクザ連中とも付き合いがある。「王者の世界」で女王になるため偽IDを使い、ゲーム攻略をライブ配信しているプレイヤーのシャインを騙している。
黎明アパートへリンリンの取材に来たメイ・シュンズーことバイ菌(モー・ズーイー)はフリーの記者。アパートの入口で市役所公務員のリャオ(ライ・ハオジェ)と出会う。リャオは真面目な男で婚約者のヴィータ(ホアン・ペイジア)と暮らしているが、ヴィータは「王者の世界」の宣伝担当で忙しく、すれ違いが続いていた。リャオはシャインになった時だけ自分を解放できる。彼は王女になりたいゼロリンに邪な感情を抱いていた。
誕生日の前日、家に帰ったジャン・ウェンは父(シー・イーシュウ)からアーシンとの遊びは終わりにしろと命じられ、離婚している母(ディン・ニン)に一緒に暮らしたいと訴えても受け入れられない。翌日、18歳になったジャン・ウェンは、改造した空気銃を持って「試し射ちに行こう」とアーシンを誘うが断られ、一人で夜市へとでかけていく。
イラ立ちを募らせたジャン・ウェンは、夜市で空気銃を乱射。威力はないので穴が開く程度だが、夜市は大騒ぎとなる。だが、逃げながらもスマホを持って近づいたリャオは、至近距離で撃たれて死んでしまう。その様子を目撃していたバイ菌がジャン・ウェンを取り押さえた。彼はこの事件の真相を探る決心をする…。
アジコのおすすめポイント:
人気オンラインゲームとそれに触発された別のウェブ漫画に関わる男女5人と、その周辺を追っていた記者の運命を、異なる視点で検証しなおす斬新な群像サスペンスです。見所はたくさんあるのですが…
(追記しますので、しばしお待ちください!)
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