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アフター・ミー・トゥー

アフター・ミー・トゥー(アフター・ミー・トゥー/After Me Too)


プロデューサー:パク・ヘミ、ナム・スナ
企画:カン・ユ・ガラム、パク・ヘミ、ナム・スナ
監督:パク・ソヒョン、イ・ソミ、カン・ユ・ガラム、ソラム

2021年/韓国
日本公開日:2023年9月16日
カラー・モノクロ/DCP/85分
配給:ストロール
©2022 Gramfilms.
2021年 ソウル国際女性映画祭 ワールドプレミア


女子校の怪談

監督:パク・ソヒョン
 声:2014年、2019年の卒業生

Y女子校では長い間、怪談話のように先輩が新入生に忠告してきた。「その先生に関わることになったら、媚を売らず、反抗せず、避けろ」自分のことを「パパ」と呼ばせる男性権威主義的なセクハラ教師がいるのだ。2018年、生徒たちはついに声をあげる。卒業生も含め、韓国で最も多くの人々が参加した「スクール Me Too」は勝利したのだが…。


p2

100. 私の体と心は健康になった

監督:イ・ソミ
出演:パク・ジュンスンと幸福

離婚歴のある中年女性、パク・ジュンスンは幼少期に受けた性暴力がトラウマとなり、その後の人生に大きな影を落としてきた。2020年、49歳の彼女は押さえ込んできた思いを大声で話すことにする。故郷に降り立った彼女は、畑の中にスピーカーを置き…。

p3

その後の時間

監督:カン・ユ・ガラム
出演:ソン・ジニ、ナム・スナ、イ・サン

「アート Me Too」で芸術界の性暴力を訴えてきた3人のアーティストたち。注目を浴びて、活動が中心の生活になってしまい、創作活動ができないジレンマを抱えている。アート、映画、パントマイムの世界で運動を続ける姿を追う。

p4

グレーセックス

監督:ソラム
出演:タルコム、トギ、ピピ、ミカン

恋愛もセックスもしたい女性たち。お互いの愛情を感じられる行為だが、相手が一方的なこともある。被害・加害と定義できないグレーゾーン。恋人やマッチングアプリの出会いで感じたもやもやを4人の女性が語っていく。

アジコのおすすめポイント:

2017年の秋、ハリウッドから世界中に広がった「#Me Too」運動は、フェミニズムの機運が高まっていた韓国でも2018年以降大きく盛り上がりました。やり玉にあがった有名監督や俳優たちもいましたね。それから3年後の2021年。かつての熱気が落ち着いた「#Me Too」運動はどうなったのか。本作は、これまでフェミニズムをテーマにした作品を手がけてきた世代の異なる4人の女性監督が、4つのテーマでその後を映し出したドキュメンタリーです。当時の記録や写真、映像と関係者の声で構成したもの、一人の人物に焦点を当てたもの、活動と本業の間で揺れ動く姿を映したもの、セックスをテーマにした作品は豊富なイラストで表現されています。本作は2021年のワールドプレミア後、2022年1月にお茶の水女子大学ジェンダー研究所主催の国際シンポジウムで初上映され、11月には福島市で自主上映。それが話題となり全国公開が実現しました。日本ではフェミニズムを超えて今、少年タレントへの性被害が大きな問題となっています。声をあげることの重要性と力を今一度考えてみましょう。

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