連日ネパール人客で盛り上がる
伝統的な歌を聞かせるレストラン
2004年5月19日
ネパールでは8割方が親によって決められた相手と結婚するお見合い結婚ですが、昔は特に山の方でお祭りの間などに「ドホレ」といって、男の人と女の人が自分の恋心を歌で伝え合う習慣がありました。これはたいていひとつの村で行われ、見物する人たちが一緒に歌ったり踊ったりして二人を盛りあげるというものです。
今でも山の方の一部で「ドホレ」はありますが、カトマンズなどではこの「ドホレ」を見せるレストランがたくさんあります。タメルで1番人気のドホレ・レストラン「Nagarkot Dohori」は連日ネパール人客でにぎわっています。タメルチョークの角の3階建ての建物の最上階にあり、開店時間は午後5時半から10時半ですが、おすすめの時間帯は8時以降です。
9時頃にはほぼ満席状態で、ほろ酔い気分のお客さんたちがステージ前のフロアで踊りはじめ、まるでディスコのようですが、歌もお客さんの踊りも伝統的なスタイルなので、ネパールならではの雰囲気が楽しめます。ネパールに来たら、1度は夕食をドホレ・レストランでとり、ネパール人と一緒に踊ってみましょう。 |