お正月を祝う習慣はないけれど
観光地ではイベント盛りだくさん。
2005年1月18日
ネパールでは、ほとんどの人が西暦ではなくネパール暦で暮らしており、日本の年末年始など忘れてしまうくらいいつもと変わりありません。ネパール暦のお正月(4月ごろ)もそれほど盛大には祝われず、どちらかというと宗教的なお祭り、秋のダサインやティハールの方が、年間を通して最も大きなお祝い事とされており、こちらの方がお正月の雰囲気にそっくりです。
とはいっても、最近若者などのあいだではニューイヤー・パーティーが、また観光地などでは、お正月をネパールで過ごす外国人の為に、数々のイベントがレストランやバー、クラブなどで行われます。その中でもお勧めのイベントは、ネパール第2の観光都市ポカラのホテルやレストランの多いレイクサイドで、毎年12月28日から1月1日まで行われるストリート・フェスティバルです。
この5日間、レイクサイドは通行止めとなり、路上に屋台やゲーム(日本の夏祭りのよう)などが立ち並びます。また、民俗音楽の生演奏やそれに合せて踊る人たちでにぎわい、バーベキューやバイキング式のレストランまでが路上に出ます。
ポカラには、ヒマラヤの展望と朝陽を見るのに絶好の丘がいくつもあります。ネパールでお正月を過ごす機会のある人は、ストリート・フェスティバルを楽しんだ後、白いヒマラヤの山々を赤く染める初日の出を拝みに丘まで登ってみてください。
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