国民的スポーツ バスケットボール
2004年4月21日
フィリピンで最も人気があるスポーツといえば、バスケットボール。日本の野球(今はサッカー?)に匹敵し、空き地やちょっとした公園にはゴールがあり、ネットがなくてもお構いなく、子供たちが入り乱れて、バスケに興じている光景をよく見かけます。
プロ・リーグもあります。Philippine Basketball Association(PBA)は、アジアで一番古く、1975年に創設。9チームが登録しており、年間3シーズン(今年から変更される予定)を戦っています。
その中に「All-Filipino」と呼ばれる、外国選手は一切参加できないトーナメントがあります。といっても、両親のどちらかがフィリピン人であれば大丈夫(このアバウトさがフィリピン人っぽい)。そのためフィリピン系米国人が多く参加。中には、片方の親が本当にフィリピン人かどうか怪しい選手もいたため、ちょっとした問題になりました。今年からは、厳しい審査が始まったとか。
またPBA以外に、National Basketball League(NBA)という地方対抗の新興組織プロ・リーグもあります。こちらは98年にMetropolitan Basketball Association (MBA)として発足。資金難で一時中断しましたが、03年に再スタートしています。
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