フィリピン2大テレビ局戦争勃発!
2004年7月20日
フィリピン人はテレビ大〜好き! 在日フィリピン人たちと会っても、ドラマ、バラエティ、スポーツとジャンルを問わず、日本のテレビ番組の話題は尽きません(もちろん、彼らには日本語の勉強になるという名目もありますが)。
そんなフィリピンのテレビ局といえば、ABS-CBN と GMA-7。他にもテレビ局はありますが、この2大テレビ局がフィリピンテレビ界を支配しているといっても過言ではありません。また、お互いライバル意識バリバリ。視聴率獲得合戦はすさまじいようです。
日本にも、ニュース、ゴールデン・タイムといった、どの局でも同じ内容が放送される時間帯がありますが、この2大テレビ局の場合は、どちらか一方が外国ドラマを放送すれば、片方も同じくその時間帯に外国ドラマを放送するなど、いつも相手をにらんだ番組スケジュールを編成しています。
そのいい例が、昨年ABS-CBNが放送してフィリピンで大ヒットを放った『花より男子(Meteor Garden)』。台湾の人気グループF4 主演のこの chinovela(※1)は、フィリピン全土、老若男女を問わずF4 旋風を巻き起こしました。そこでGMAはそれに対抗し、韓国chinovela『秋の童話(Endless Love)』を放送。昨年9月、私たちが帰省した際、Quezon CityのEdsa/Timog Ave.にあるGMA本社近くは、ウォンビンとソン・スンホン、ソン・ヘギョの大きな垂れ幕が道路の両脇に溢れていました。
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