地上100メートルの高さから見る
シンガポールと近隣諸国の島々。
2004年3月15日
遠い昔は海賊達の住処で「死の島」と恐れられていたセントーサ島。現在は島全体がテーマパークとなって観光客の誘致に力を入れています。
そのセントーサに2月10日オープンしたのが高さ110m、海上からの高さにすると135mという回転展望台スカイタワー。場所はケーブルカーの発着駅の目の前。定員72名の座席つき展望台に乗り込むと、ぐるぐる回りながらまるで高速エレベーターのようにあっという間に地上100メートルの高さへ。周りにさえぎるものがないほど高いので、見渡す景色も大パノラマです。
北はシンガポール市内にそびえ立つ高層ビル群が一望でき、南は海に浮かぶ巨大タンカーの群れとインドネシアの島々、西はジュロンの港湾建築物、東は遠くマレーシアの山も見えます。なんといっても、それまでセントーサで一番背の高い建物だった巨大マーライオンが、はるか地上に見えるのですから、その高さも想像がつくでしょう。そうして展望台は回りながら下りていきます。所要時間は約7分のパノラマショーです。(注:スカイタワーは3月15日現在メンテナンスのため暫時稼動停止中です)
また、シンガポール河畔のクラーク・キーに昨年オープンした逆バンジーマシンも、営業時間が現在の午後10時30分から午前1時まで延長されることが、3月10日の国会において承認されました。
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