しかし、無糖の緑茶はタイの人の味覚に訴える力が弱いのか、メーカー各社は工夫を凝らして新感覚のグリーンティー飲料を次々と発表しています。加糖の緑茶なんていうのはまだ序の口で、緑茶+はちみつ、緑茶+レモン、牛乳+抹茶、更には豆乳+抹茶なんていうのも出てきました。
傑作だったのは、ついこの間のバレンタイン向けに発売された「ローズフレーバー」。タイのバレンタインデーは、男性から意中の女性にバラの花を贈るのが一般的なのですが、そのバラにちなんでこんな商品が作られました。肝心のお味の方は……?バラの香りがするほんのり甘いお茶は、日本人の味覚の範囲を確実に超えていました。今度はどんな商品が登場するのか、コンビニの飲料ケースを探すのが楽しみなワタシです。
●from 増成ヒトミ:profile
1997年よりタイ・バンコク在住。タイの暑さとおいしい食事と熱帯のフルーツをこよなく愛する二足わらじライター。
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