ソンクラーンの時のこどもたち
普段は穏やかなカオサン通り(上)もこの時期は水浸しに。
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無礼講で水掛け、
タイのお正月ソンクラーン。
2004年4月5日
タイにはお正月が3回来ると言われています。1回目は1月1日のニューイヤー。2回目はタイ華僑のための旧正月。そして4月13〜15日のソンクラーンは、本来のタイのお正月に当たります。ちょうど、このソンクラーンの時期はタイでは暑季にあたり、一年でもっとも暑い時期。雨がまったく降らず、かんかん照りの晴天が毎日続きます。日中の最高気温が40度を越す日もけっして珍しくありません。その暑さの中で迎えるお正月は、厳粛な感じとは程遠く、皆でバカ騒ぎをしたいようなそんな雰囲気なのです。
13日は元旦に当たり、寺院に参詣してその年一年の健康と幸福を祈ります。そのあとは、寺院を中心にして水を掛け合う遊びに興じます。バケツに貯めた水をひしゃくなどですくってかける場合もありますし、水鉄砲でチューッと水をかけられることもあります。そして、ディンソーポンと呼ばれる石灰質の白い粉を水に溶いて、顔や体にぺたっと塗りつけます。
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