VOLVOバス1000台導入達成
〜上海バス事情(1)〜
2004年3月15日
私は毎朝バス2台を乗り継いで大学へ通っているのですが、3月11日の午後、とあるバスの始発に乗り込んだ途端、紙袋を下げたおばちゃん達にがガガ〜ッと押され、何事かとあっけにとられた瞬間、手にその紙袋を手渡されました。正確には押しつけられた、と言うべきでしょう。その中身がクリーム色の不織布のエコバッグ。そこにはこのように書いてありました。 「熱烈祝賀 巴士*集団第1000輛 VOLVO城市客車下線営運」
後でわかったのですが、この日、上海体育館〜新開河を走る「926」というバス路線に1000台目のVOLVOバスが導入された記念で、式典や記念品の配布がなされていたのでした。
上海は外国人を含む富裕層が多く居住しているため、自家用車の利用が大変多いのですが、地下鉄の整備も進んでいて、市内を縦横無尽に走る路線の工事も途切れることなく続いています。が、やはり主流はバス。そのバスの車両がどんどん新しいものに変えられていて、より故障や排気ガスの少ないVOLVO車の導入が進められているのです。
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