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China Now

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上映される作品一覧のポスター

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星光大道紅地毯儀式のリハーサルを見つめる観衆(上海大劇院)

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「電影之路」では日本映画作品を紹介
(正大広場)

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日本の着物文化も紹介している(正大広場)

●第十届上海国際電影節(6/16-24)
*公式サイト(中/英)
http://www.siff.com/

●2007日本電影周(6/17-23)
*上映作品(順不同)
『武士の一分』『眉山』『東京タワーオカンとボクと、時々、オトン』『大奥』『幸福のスイッチ』『虹の女神』『アンフェア the movie』『ゆれる』『どろろ』『バッテリー』『ブレイブ・ストーリー』『涙そうそう』『NANA』
上海の皆さんも日本映画を楽しんで
第10回上海国際映画祭開幕

2007年6月16日

 今年で第10回目を迎えた上海国際電影節。特に今回は、日中国交正常化35周年を記念した活動の一環として、「日本映画週間」が同時に開催されることになりました。2005年から2007年に公開された13作品が、期間中に上海市内の映画館でそれぞれ上映されます。

 映画祭参加作品上映初日の今日、私も早速『不公平』(『アンフェア the movie』)を観てきました。土曜日の人通りにぎやかな昼下がり、人民広場近くにある映画館での上映ですが、まだ開幕式が行われていなかったので、人の入りはどうなんだろうと不安でした。同じ映画館では人気の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』が上映されており、チケット売場でもそちらのチケットを購入するカップルが圧倒的のように見えました。

 もしかして観客は皆日本人で、それも少数だったりして…なんて、同行していた娘と話していたのですが、実際に座席についてみると、周辺から漏れ聴こえる声の大半は中国語。上映10分前には3割程度しか埋まっていなかった座席も、時間が迫るに連れてどんどん埋まっていきました。

 テレビで観る外国作品は、映画もドラマも皆吹き替え版ですが、映画館で観るそれはオリジナル。それを、皆は電光掲示板の中国語字幕を追いながら観ていきます。おもしろかったのは、シリアスなシーンにちょこっと混じるユーモラスな動きに対して、日本人なら小さな声でクスッと笑うところを、中国の人たちは大きな笑い声で反応すること。同じ作品を観ても、反応の仕方がこんなに違うんだなと感じさせられるところが他にも何カ所かありました。

 残念だったのは、エンドロールが出始めたところで映画館がライトをつけてしまったこと。大半の観客は、それで席を立ってしまいました。それでも最後まで座って観ている人たちもいて、その人たちは、めでたく映画の本当のラストシーンを観ることができました。

 映画を観た後は、映画祭の開幕式会場となる上海大劇院の前を歩いてみました。「星光大道紅地毯儀式」と呼ばれる、映画人がレッドカーペットの上を歩いて会場に入って行く時間は夜7時からだというのに、午後3時半の時点で、すでに大劇院の前はファンや野次馬でいっぱいです。生中継のため、リハーサルを熱心に見入っている人たちの姿が印象的でした。

 今回は、私たち日本人からしてもどれを観ようか悩んでしまうほど、すばらしい作品ばかりが上映されます。上海の人たちにも海賊版のDVDではなく、迫力あるスクリーンで「本当の」日本映画を楽しんでもらえればと願います。


●from 上海在住の二姐:profile
上海人の夫を持つ大阪人。街を探険するのが大好きで、地図とデジカメをかばんに忍ばせてあちこち歩いてまわっています。めまぐるしく変化し続けて街のにおいを失いつつある上海の、あちこちに残る「上海くささ」をお伝えできれば嬉しいなあと思います。


music & cinema

舞台情報

「QUIDAM/キダム」が上海上陸!

日本でも「アレグリア」「サルティンバンコ」などでおなじみカナダ・ケベック州のエンターテイメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」の「QUIDAM/キダム」が上海初公演を迎えます。幻想的な美しさを誇るサーカス「キダム/QUIDAM」を上海で鑑賞するのはいかがでしょう。ちなみにシルク・ドゥ・ソレイユのことを中国語では「太陽馬戯」(タイヤン・マーシー)と言います。「馬戯」とはサーカスのことです。
・期間:6月28日〜8月26日
・場所:上海世紀大道太陽城堡(上海市浦東新区世紀大道)
・チケット:2000元、880元、680元、360元、150元(東方票務
*QUIDAM・上海公演公式サイト http://www.cirquedusoleil.cn/
*シルク・ドゥ・ソレイユ公式サイト http://www.cirquedusoleil.com

Hot Information

●「中国映画の全貌2007」開催。(7/21-9/7)
毎年、三百人劇場で開催されていた企画上映「中国映画の全貌」が、今年から新宿K's Cinemaに引き継がれ開催されることに。『太陽の少年』から『ブエノスアイレス』まで、中国・香港映画約70本を連続上映予定。新作としては『クレイジー・ストーン/翡翠狂想曲』と『トウ小平』が記念公開される。(*9/1-7はアンコール上映も予定)詳細は後日発表。
更新日:2009.10.16
●back numbers

■中国の基本情報■
首都:北京
人口:約13億人
言語:北京語
時差:-1時間
通貨:人民元
現地レート*
 1万円=769人民元
*レートは刻々変動するので、大体の目安としてご覧ください。

ヴィッキーチャオ・インタビュー

●中国の情報サイト
中華人民共和国駐日本国大使館
中国大使館領事部
 (渡航ビザについてはこちら)

中国国家観光局
中国東方航空
Yahoo! China
Serchina!
 (中国関連日本語HP検索)
エクスプロア北京
 (北京総合情報ポータル)
エクスプロア上海
 (上海総合情報ポータル)
エクスプロア天津
 (天津総合情報ポータル)
エクスプロア広州
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エクスプロア深[土川]
 (深[土川]総合情報ポータル)
Cafe China Hellonavi
 (中国総合情報ポータル)
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チャンネル上海
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聴く中国語 月刊「聴く中国語」
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