トップ・アーティストの地位を得た後も、ワールド・ミュージックの要素を取り入れるなど音楽性の幅を広げる努力を続けている。ライブは、オリンピック公園、体育館クラスなど大規模なコンサートをほぼ毎年行っている。紳士的で穏やかな人柄が反映されたステージングや、バラードだけでなくダンス・ミュージックも巧みにこなす彼のライブが、ファンの裾野の広さを物語っている。
香港のレオン・ライ(黎明)や台湾のジャン・ユーハン(姜育恒)、ベルギーのジャズ・ボーカル・グループまで、世界の多くのアーティストが彼の曲をカバーしているが、大ヒット映画『猟奇的な彼女』の主題歌「I believe」はさらに多くのカバーを生み、今やアジアのスタンダードとなっている。
2002年サッカー日韓ワールドカップ開催記念アルバム『PROJECT 2002 The Monsters』(SONY RECORDS)への参加でTUBEと出会い、昨年末にソウルで開催されたTUBEのカウントダウン・ライブにゲスト出演。それがきっかけとなり今回の来日公演へと繋がった。
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