ここからは記者会見の模様です。
質問:今回のプロモーション来日の印象は?
ウォン「まず、マスメディアの皆さんが非常に秩序を守って、とても礼儀正しいのが印象的です。これは我々香港人にはなかなかできないことです。そういう意味で、ここにいらっしゃる皆さんに私から敬意を表します。」
| |
左からショーン・ユー(余文樂)、アンソニー・ウォン(黄秋生)、加藤ローサ、エディソン・チャン(陳冠希)
|
ショーン「僕も同じです。マスメディアの皆さんは、とても秩序があり礼儀正しくてほんとに驚きました。僕自身は、日本にこんなにたくさんのファンがいて、映画を見てくださる方がいるというのは、僕の想像を超えていました。皆さんとても情熱的で、今回日本に来てこういう活動をすることができて、とてもうれしいです。」
エディソン「毎回、日本に来るのはうれしいのですが、今回はプレミアで来ることができて、今まで以上にうれしいです。これまでにもプロモーションで日本に来ていますが、これまでの作品の演技にはあまり満足していませんでした。が、今回は自分でとても満足のいく作品を皆さんにお見せすることができて、大変うれしいです。」
ここで、加藤ローサさんに「好みのタイプは?」という質問があり、加藤さんが苦しまぎれに「映画の中の役ではショーンさん。」と答えると、エジソンから「ホウッ!」と野次が飛びました(笑)。
質問:自分の役柄が選ばれたことに対して。
ショーン「実はこの役が回って来た時、とても大きなプレッシャーを感じました。脚本を読むと、この役にはとても複雑なバックグラウンドがあって、職業的には微妙な立場にあり、内心世界にもいろんな葛藤の場面が多い。僕は新人で経験も浅いので、こんな役がこなせるだろうか?とプレッシャーを感じたのです。」
質問:『インファナル・アフェア』はハリウッドのブラッド・ピットがリメイク権を購入していますが、これは香港映画のクォリティの高さ、演技力の高さを証明していると思います。ハリウッドがリメイク権を買ったことについてどう思いますか?
ウォン「非常に複雑で…どういう風に申し上げたらいいかわかりません。ごめんなさい。」
ショーン「自分としてはもちろんうれしいです。この映画のリメイク権を買ってくれたということは、少なくともこの映画を見て気に入ってくれたということですよね。僕は新人ですが、今回このような映画に出られてとてもラッキーだと思います。いずれアメリカにも行く機会があれば、もっとうれしいと思います。」
エディソン「このことは映画会社や監督にとってはとてもうれしいことだと思います。僕たち出演者にとってもうれしいことですが、僕はやはり香港の映画の方が面白いと思います。僕たちの演技はとてもよかったから(笑)。」
最後にファンの皆さんへにメッセージを。
ウォン「(アナウンス風に)観客の皆さん、映画はまもなく始まりますので、ちゃんと着席してください。『無間道パート2』これから上映でございます。」
ショーン「…言いたいことを言われてしまいました(笑)。皆さん、こんにちは。ショーン・ユーです。パート2は面白くないんじゃないかという定説がありますが、この映画は定説を打ち破るいい映画になると思います。ぜひご覧になってください。」
エディソン「皆さん、こんにちは。エディソン・チャンです。『インファナル・アフェア パート2』は、ぜひ皆さんに見て頂きたいと思います。監督も私たち出演陣も一生懸命撮りましたので、ぜひ楽しんでください。」
| |
最後に全員で「ゼヒ、ミニキテクダサイ!」と日本語で唱和して、会見は終了しました。
尚、シリーズパート3の『インファナル・アフェア 終極無間』は2005年GWに公開予定です。
|
前の頁を読む ▼舞台挨拶 ▼記者会見
|