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ASICRO FOCUS file no.10

『インファナル・アフェア  無間序曲』舞台挨拶

2004.9.8(18:30〜18:45)
ヤクルトホール(東京・新橋)にて

 9月8日、ヤクルトホールにて『インファナル・アフェア/無間序曲』のプレミア試写会が行なわれました。ゲストとして舞台挨拶に登場したのは、主人公の若きヤンを演じるショーン・ユー、若きラウを演じるエディソン・チャン、そしてウォン警部役のアンソニー・ウォンの3人。香港から駆けつけたばかりの3人の舞台挨拶とその後の記者会見の模様をレポートします。
*作品に関しては作品紹介ページへ。

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左からアンソニー・ウォン(黄秋生)、ショーン・ユー(余文樂)、加藤ローサ、エディソン・チャン(陳冠希)

 拍手の中をショーン・ユー、アンソニー・ウォン、エディソン・チャンの順で舞台に登場。

司会「日本の印象と映画の見どころを、それぞれお願いします。」

 トップは新人らしく緊張しているショーンから。ややはにかみながらマイクへ。

ショーン・ユー ショーン「(日本語で)ヨロシクオネガイシマス。(拍手)ア〜…Hello everybody. Happy to come to Japan tonight. Thank you.(皆さんこんばんは。日本にまたやって来られてうれしく思います。皆さんよろしくお願いします。)この映画は香港では非常に珍しい作品で、香港で記録を作った映画です。この作品に参加できてとても光栄です。この映画は監督だけでなく、監督、脚本家、役者、スタッフの力を合わせて作った作品なので、日本でも成功することを祈っています。」

 次はベテラン俳優のアンソニー・ウォン。会場から「ウォンさん!」「秋生!」とかけ声が多数飛ぶ。

アンソニー・ウォン ウォン「ハ〜イ、多謝! ドウモアリガトウゴザイマス。とても情熱的に、暖かく迎えてくださってありがとうございます。印象ですが、日本というとやはり、情熱的なファンの他に、おいしい食べ物がたくさんあるし、女性の皆さんは美人が多くて、洋服のセンスも非常によくて、とにかく日本の洋服は大好きです。日本と香港をよく行き来するのですが、また今回日本に来られたので、いっぱい洋服を買って帰ろうと思います。日本語はとても美しく聞こえますし、皆さんとても礼儀正しくて、とにかく日本は大好きです。」

 「映画の話をしましょう。この映画は、最初から最後まで見どころがたくさん詰まっています。皆さんが気にいってくれればとてもうれしく思います。また今回は両側に美男子が二人いますので、ぜひ応援してやってください。映画の宣伝のために日本に来られて大変うれしく思います。皆さん、ありがとうございました。」

 ラストは日本での舞台挨拶もこれで数度目のエディソン。ニコニコと顔を輝かせながら。

エディソン「(流暢な日本語で)ア〜…ミナサン、コンバンハ。ボク、エディソンデス。ヨロシクオネガイシマス。僕の初来日は4年前で、今年最初に来たのは5月ですが、それから毎月のように日本に来ているので、僕がいかに日本を気に入っているかわかっていただけると思います。映画の見どころですが、僕は『2』が一番面白かったと思います。『1』も『3』もほんとに面白いけど、最も面白いのはこの『2』です。皆さん、ぜひご覧になってください。」 エディソン・チャン

 ここでタレントの加藤ローサさんが登場し、3人に花束を贈呈。質問タイムへ。

花束贈呈

司会「加藤さんは映画はもちろんご覧になりましたよね?」

加藤「はい。前作も観させていただいたんですけど、今回は前作の登場人物の背景がしっかりと濃く描かれていて、どの登場人物にも感情移入できてすごく面白かったです。」

続いて加藤ローサさんから3人への質問。

加藤「猫好きとお聞きしたんですが、今飼っている猫は?」

ショーン「はい。僕は猫が大好きで、今2匹飼っています。2匹ともショートヘアです。」

加藤「いろんな役をされたと思いますが、今までされた役の中で、ええ〜?って理解できない役、衝撃的な役は?」

ウォン「ちょうど昨夜、香港でプレミア上映した映画*で、未だに自分が何をやったのかさっぱりわかりません。素晴らしいタイミングでよい質問をありがとうございます。」

司会「それは気になりますよね。どんな映画なんですか?」

ウォン「…やっぱり、やった後に何をやったのかさっぱりわかりませんでした。」(笑)

加藤「ファッションにお詳しいとお聞きしたんですが、日本で買い物する所はどこですか?」

エディソン「ハラジュク、シブヤ、ダイカンヤマ。」

司会「加藤さん、今日のエディソンさんのファッションはどうですか?」

加藤「申し分ないと思います。」

 その後、フォトセッションに続いて退場。ホールの外で記者会見が開かれました。


続きを読む ▼舞台挨拶 ▼記者会見
更新日:2004.9.20
●back numbers

●舞台挨拶の表記
司会
(司会者)
ショーン(ショーン・ユー)
ウォン(アンソニー・ウォン)
エディソン
(エディソン・チャン)
加藤(加藤ローサ)
●ショーン・ユー(余文樂)
1981年11月13日、香港生まれ。 街でスカウトされてモデルとなり、2000年にTVシリーズで俳優デビュー。2002年に人気台湾TVドラマ『愛情白皮書』に主演して人気急上昇。歌手としても活躍中で、各種新人賞を獲得している。
●フィルモグラフィ
・憂憂愁愁的走了(01)
・一碌蔗(02)
・飛虎雄師之劫金風暴(02)
・インファナルアフェア(02)
・行運超人(03)
・下一站、天后(03)
・百分百感覺2003(03)
・尋找周杰倫(03)
・インファナルアフェア2
 無間序曲(03)
・インファナルアフェア3
 終極無間(03)
・我的大舊父母(04)
・精裝無間追女仔(04)
・江湖(04)
・精装追女仔2004(04)
・頭文字D(04)
 *05年公開予定
●アンソニー・ウォン(黄秋生)
1961年9月2日、香港生まれ。父はイギリス人、母は中国人。ATVの俳優養成所を経て、85年に香港演芸学院の第1期生となり映画デビュー。ホラーから文芸作品まで幅広い役柄をこなす。香港電影金像奬その他の主演男優賞や助演男優賞を多数受賞経歴あり。また、音楽の方面でも才能を発揮している。
●主な出演作品
・七福星(85)
・ハードボイルド/
 新・男たちの挽歌(91)
・八仙飯店之人肉饅頭(92)
・ワンダーガールズ/
 東方三侠(93)
・恋のトラブルメーカー(93)
・野獣特捜隊(94)
・僕たちはここにいる(94)
・欲望の街・古惑仔2/
 台湾立志伝(96)
 *その後のシリーズにも出演
・エボラシンドローム(96)
・夢翔る人 色情男女(96)
・G4特工(97)
・ビーストコップ/
 野獣刑警(98)
・風雲/ストムライダーズ(98)
・千言萬語(99)
・ザ・ミッション/非情の掟(99)
・ジェネックスコップ2(00)
・ドリフト(00)
・想飛(02)
・一碌蔗(02)
・インファナルアフェア(02)
・福伯(03)
・黒白森林(03)
・ツインズイフェクト(03)
・メダリオン(03)
・インファナルアフェア2
 無間序曲(03)
・インファナルアフェア3
 終極無間(03)
・A-1頭條(04)
・頭文字D(04)
 *05年公開予定
*本文中で言及されている映画作品は9/9より香港公開の『A-1頭條』と思われます。陳嘉上(ゴードン・チャン)&鍾繼昌の共同監督作品で新聞社を背景にしたサスペンスもの。ただいまヒット中。