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『大阪プロレス飯店』舞台挨拶

2004.9.18(21:20〜)
テアトル池袋(東京・池袋)にて

 香港と大阪が初めてタッグを組んだ合作映画『大阪プロレス飯店』。すでに大阪では先行上映されましたが、9月18日の夜からついに東京でも公開決定。テアトル池袋で2週間限定のレイトショー上映中です。主演のティミー・ハンは、あのサモ・ハン・キンポー・ジュニア。初日にかけつけたティミーと共演の上野未来ちゃんとの愉快な舞台挨拶&会見をレポートします。
*作品に関しては作品紹介ページへ。

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左から上野未来、間寛平の着ぐるみさん、ティミー・ハン(洪天明)

 舞台挨拶はまず、ジャッキー・チェンと並ぶ偉大なアクションスターでティミーの父でもあるサモ・ハン・キンポーのビデオメッセージよりスタート。「日本の皆さん、私のかわいい息子ティミーの映画をよろしくね!」という超簡単なビデオ上映(場内爆笑)の後で、ティミー、上野未来、そして間寛平の着ぐるみが登場。花束贈呈に続いて挨拶が始まりました。

香港と日本の合作映画ですが、実際出演されてどうでしたか?
ティミー「日本が好きだし、日本の役者さんと一緒に仕事ができて楽しかったです。」
日本の印象はどうですか?
ティミー「毎回来るのは好きなんですが、お金を全部使ってしまうのでそれがちょっと…。」
どんなものに使うんですか?
ティミー「服、靴、電気製品です。」

ティミー・ハン 大阪がロケ地でしたが、香港と大阪とは似ていますか?
ティミー「ちょっと違います。どちらかというと東京の方が似ています。」
東京は好きですか?
ティミー「大好きです。」
どこか遊びに行きましたか?
ティミー「ホテル、原宿、ホテル、原宿、ホテル、原宿…。」
原宿が大好きなんですね。
ティミー「ショッピングです。」

撮影のエピソードは?
ティミー「撮影スケジュールがきつかったです。夏だから熱いし、マスクをかけたりと大変でした。未来とのラブシーンがなかったのも残念でした。」
お父樣のサモ・ハンさんは鬚が大嫌いだそうですが、今回はティムさんがお願いして鬚をつけてくださったそうですね?
ティミー「はい。父は鬚が嫌いなんですが『僕はあなたの息子でしょ? だからつけてくれなくちゃ』と一言頼んだらつけてくれました。父が働かなくても暮らせるように、僕も成長してお金を稼がなくてはなりません。」
お父樣が大スターで俳優さんだから俳優になったのですか?
ティミー「こどもの頃、父の現場によく遊びに行っていたので現場には慣れていました。それで興味もあったので、今は俳優の仕事をやっています。」
お父樣が大スターでよかったこと、困ったことは?
ティミー「大スターの息子と期待されるので、それがプレッシャーでした。」
上野さんとの共演はどうでしたか?
ティミー「とても楽しかったです。ホントウニ、アイシテル!」

上野さんは、初めての香港はどうでしたか?
未来「思っていたよりいい街で、もう1回行ってみたいです。」
日本との撮影スタイルの違いは?
未来「日本の撮影では次の日はこれをやりますってくれるんですが、香港では撮る直前までどのシーンを撮るかわからなくて、役作りに苦労しました。広東語のセリフも多くて、日本語の所も広東語になるというので練習したんですが、広東語の方はけっこうできて、関西弁の方が難しかったです。」
上野未来

ティミー&未来 ティミーさんとの共演はいかがでしたか?
未来「ほんとにハンサムでやさしくて…(笑)。」
ティミー「オオ!」
ティミー大喜びで場内爆笑。
ティミー「ホントニ、カワイイ!」
未来「ありがとうございます。」

映画の中で、自分で一番気に入っているところは?
未来「ちょっとした…ラブシーンではないんですけど、二人で絡むところがありまして、そこの映像はきれいなのでぜひ見て頂きたいと思います。」
映画の見どころを教えてください。
ティミー「香港のアクションとコメディスターが出ているからけっこう面白いと思います。セクシーシーンはありませんが…(笑)。」
未来「この映画では、少し私もアクションに挑戦しましたし、広東語も一生懸命頑張りましたので、そこを見て頂きたいなと思います。」
では、最後にメッセージをお願いします。
ティミー「コノエイガニ、デルコトハ、タイヘン…ウレシイ…デス。チョットマッテ…(メモを取り出す)コレカラモ、タクサン…ノ…ニホンエイガ、ヤリタイデス!」
未来「とても面白い作品になっていると思いますので、楽しんでいただけたらと思います。」

 その後、フォトセッションに続いて退場。劇場ロビーにて簡単な会見が開かれました。

ティミー&未来 ●東京初日の感想をお願いします。
T「日本は好きなのでこれからも日本映画に出たいです。」
M「1年前に撮った映画ですので、やっと東京で公開されてうれしいと思います。」
●上野さん、ティミーさんの印象は?
M「とてもハンサムでやさしくて、現場に慣れていて、演技指導もしてくれるよき先輩でお兄ちゃんみたいです。」
●なにか香港でのエピソードはありますか?
M「待ち時間がすごく長くて、お互いに日本語の本とか広東語の本を持ってコミュニケーションをとっていたので、普通よりも楽しくコミュニケーションできたことが印象に残っていて、とても楽しい現場でした。」
●覚えている広東語はありますか?
M「シン・サム・ディ・ア?」
T「シウ・サム・ディ・ア〜(小心[口的]行)!」
M「シウ・サム・ディ・ア〜。気をつけてね〜。」ここで「あなたから離れないわ」と広東語で言わせたいティミーに抵抗する未来ちゃん。笑いながら「言いませんから。」
●ティミーさんが覚えた大阪弁は?
T「ナンデヤネン。モウカリマッカ。ボチボチデンナ。」
●最後に映画のPRと見どころを。
T「香港のアクションとコメディと日本のプロレスが一緒に混じっているので楽しいと思います。」
M「とても面白い映画ですし、家族愛や兄弟愛に涙もあるので、楽しんで見ていただけたらと思います。」

更新日:2004.9.26
●back numbers

●舞台挨拶の表記
司会者・質問者

ティミー/T(ティミー・ハン)
未来/M(上野未来)
●ティミー・ハン(洪天明)
7月1日、香港生まれ。サモ・ハン・キンポーの長男。香港でテレビドラマを中心に活動。本作で父親のサモ・ハン・キンポーと念願の共演を果たした。
●フィルモグラフィ
・心思思(87)
・[木容]樹頭講鬼
・死角都市・香港(95)
・飛虎雄風2-搶灘行動(96)
・陰陽路IV之興鬼同行(98)
・暗門(01)
・風水賭神(01)
・大阪プロレス飯店(03)
●公式サイト
Stareast の夢工場
●上野未来(うえのみく)
1985年9月25日、熊本県生まれ。「ヤングジャンプ」などのグラビアでデビューを飾り、現在ブルボン「プチ・シリーズ」のCMに出演中。映画『ウォーターボーイズ』や『黄昏流星群・同窓会星団』などで女優としても活躍している。
●フィルモグラフィ
・ウォーターボーイズ(02)
・黄昏流星群/同窓会星団(02)
・陰詩 KAGEUTA クロスラブ(04)
・呪霊 THE MOVIE/黒呪霊(04)
・大阪プロレス飯店(03)
●プロダクション公式サイト
http://pyramid.jap.co.jp/miku/
●プレゼントのお知らせ
会見後、『大阪プロレス飯店』リーフレットにティミーさんのサインをいただきました。このサイン入りリーフレットと舞台挨拶時の生写真を2名の方にプレゼントします。

チラシ

ティミー&未来

ご希望の方は「お名前・郵便番号・住所・電話番号・アジクロへのご感想」を書いてe-mail で下記宛にお送り下さい。応募者多数の場合は抽選となります。
受付締切は10月10日24時着。
送り先: info@asiancrossing.jp