ここから質疑応答に入ります。
Q:まったく個性の違う二人の男性を演じましたが、ほんとうのロイさんはどちらに近いですか?
ロイ「実際の自分に近いのは後半の天使の方です。逆に前半のシンは自分と似ていないので、演じるのにちょっと苦労しました。」
Q:シンガポールでの撮影で思い出に残ったことは? 日本でドラマを撮影するとしたらどこがいいですか?
ロイ「シンガポールの印象ですが、皆さんとても健康的で親切でした。もし日本で撮影するとしたら、ドラマの内容にもよるので、どこがいいとは言えません。」
Q:台湾ドラマが人気ですが、どこが魅力だと思いますか?
ロイ「ここ数年、日本では海外ドラマの人気があるようですね。でも、もっと台湾のドラマを気に入ってもらうためには、僕たちが頑張っていかなければと思います。」
司会:日本語は勉強しているんですか?
ロイ「(とても流暢に)高校ノトキ、学校デ勉強シマシタ。ダカラ、スコシダケ。」
Q:実際の自分はイェンの方に似ていて、シンとは似ていないので苦労したとおっしゃいましたが、具体的に教えてください。
ロイ「天使の役の方が僕に近いというのは、あまり寡黙ではないしわりと行動的なところ。だから、やりやすかったです。前半のシンの役はとても誠実な役柄なので、それを表現するのに苦労しました。シンの役とイェンの役を演じ分ける上では、二人があまり似ないように、また自分とも似ないように注意しました。」
Q:俳優という仕事の魅力、また難しいところは?
ロイ「一番魅力的なところは、普段の気持ちのままで、普段とは違う役、シーンの中に入っていけることです。難しい面は、撮影中はその役に集中していますが、終わった後に気持ちを切り替えるのが難しいと思います。」
Q:ロイさんから見た相手役のタミーさんの魅力は?
ロイ「ドラマの中ではタミーは優しくてちょっと気弱な女性の役でしたが、実際の彼女はとても自分を持っている強い人です。」
残念ながらここで会見終了。フォトセッションの後、1時間半後にはこの場所でファンミーティングも開かれ、スペシャル映像の紹介やトークショー、ゲーム大会などでファンと交流しました。続く取材日程後は、大阪でのイベントやトークライブにも出演しました。
クリップ3号ではロイ・チウの単独インタビューを掲載しています。華流大使に任ぜられた感想や、シンガポールでのドラマ撮影の苦労話、趣味の読書の話、そして気になる今後の音楽活動のことなど、上手な日本語も交えて話してくれました。また、撮影時はカメラマンのデジカメをときおり覗いてチェックしたりと、撮影そのものも楽しんでいる様子でした。ホテルに缶詰めになり、1日中取材を受けて疲れていたと思うのですが、やはり若者は元気ですね。写真も150枚もあるカットの中から、苦労して選びました。もっとたくさん載せたかったのですが、ページ数が足りず…。プレゼントもありますので、こちらも合わせてお楽しみください。
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