2006.9.8
東京国際フォーラム(有楽町)
日本では初めてのファンイベント公演のため、6日に日本へやって来たジェリー・イェン。8日の初日公演開演直前に、会場となっている東京国際フォーラムの一室にて簡単な記者会見が開かれました。まずはご挨拶から。
ジェリー「皆サン、コンバンハ。ジェリー・イェン、デス。ドウゾ、ヨロシクオネガイシマス」(拍手)
司会「今回、ソロでは初来日ですが、この単独イベントをどんな風にしたいですか?」
ジェリー「初めての日本でのファン・イベントなので、ぜひ成功させたいし、ファンの皆さんには楽しんでいただきたいです」
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成田空港には1000人以上のファンが お出迎えに駆けつけた!(拡大) (photo/福岡諒祠 写真提供/ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル)
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司会「台湾では8月15日から最新ドラマ『ザ・ホスピタル』が放映されていますが、このドラマの簡単な説明とご自身の役柄を教えてください」
ジェリー「僕自身は単純な医者の役ですが、病院という複雑な環境に入り込み、複雑な状況を経験して成長して行く物語です。見所は女優さんとのラブストーリーです」
司会「撮影中、苦労なさったことは?」
ジェリー「ドラマの撮影に1年以上かかり、これは長かったです。でも、スタッフの方が大変だったと思います。僕たちは休憩や休みが取れたけど、スタッフはほとんど休みがありませんから」
司会「主題歌も歌っているそうですね?」
ジェリー「(笑いながら)ヘイ!」
ここで場内から笑いが。ジェリーは「ハイ」と言うつもりで、ウケを狙ってわざと「ヘイ」と言ったのか? 江戸っ子を気取ってみたのか?
司会「ソロアルバムとか今後の歌の活動についてはいかがですか?」
ジェリー「そのうちアルバムを出せればと思います」
司会「今回のイベントで15000人のファンがやって来るので、今後、日本での活躍の場も広がるのではと思います。日本の映画やTVドラマに出演できるとしたら、共演してみたい人はいますか?」
ジェリー「以前、日本のTVドラマを観た時にとても印象深かった方がいます。田村正和さんです。ちょっと年輩の方ですが、とても個性的な俳優さんなので、機会があればぜひ共演してみたいです」
ここで司会者が気を利かせて、田村正和さんにコネのある方はよろしくお願いしますと、マスコミにお願いすると、ジェリーも「ヨロシク、オネガイシマス」(会場笑)
司会「Jポップや日本の音楽は聴きますか?」
ジェリー「聴きます。台湾では宇多田ヒカルさんをよく聴きます」
司会「日本のファンに伝えたいメッセージをお願いします」
ジェリー「アー、アノー…またチャンスがあれば、日本の俳優や歌手の皆さんと共演したいです。これからも、日本で仕事ができたらと思います」
ここから質疑応答に。質問者へマイクを渡すのに手間取っていると、自分のマイクを渡そうとする、お茶目なジェリーでした。
Q:空港でたくさんのファンに会われた感想は?
ジェリー「とてもたくさんのファンの方たちが集まっているのを見て、すごく驚きました。とてもうれしかったです。これからも、もっと努力して頑張っていかなくてはと思いました。ハイ。モットモット、ガンバリマス(笑)」
Q:日本語がよく出ていますが、最近覚えた日本語は?
ジェリー「アー…オイシイデス。ハイ」あまりに簡単な答えに笑い声が。
Q:今の自分の仕事に対してや自分に対する満足度は何点くらいですか? その理由は?
ジェリー「(通訳さんに日本語を教わってから)ロクジュッテン。ハイ(笑)。合格点に達するまでは、まだ頑張って改善していかなくてはならない所があるので」その後に「ウン」と付け足すのがかわいい。
ここで、まだリハーサルが残っているということで会見終了。短かった。ジェリーの回答も短かったけれど(笑)。最後に一言ということで
ジェリー「アー…アノー、シアワセデス。ハイ。(拍手)今日ハ、ホントウニ、アリガトウゴザイマシタ!」(大拍手)
かなり日本語を練習しているな、と思わせた開演直前のジェリー。部屋を出るまで笑顔を絶やさず、ドアから出た後も、再度こちらを向いて元気よく「オツカレサマデシタ!」と丁寧な挨拶をして消えていきました。こちらこそ、お疲れさまでした…というより、これからがお疲れさまなんだよね、ジェリー。がんばれー!と応援したい気持ちで、公演の取材へと向かいました。(イベント・レポへ)
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