司会「『言えない秘密』では監督と脚本もやられましたね」
ジェイ「監督をすることは自分への挑戦だったんです。実は25歳の時に目標を定め、できた作品の良し悪しは別として、とにかく映画を撮ることを目標にしました。実際に撮ることができたし、また成功したとも思っています。家族を連れて、一緒に映画館で映画が観られたのも幸せでした」
司会「日本を舞台に、主演して監督をやるとしたら?」
ジェイ「実は考えたことはあるんです。でも、多分不可能でしょう。僕はドラえもんの映画を撮りたいんです。実写映画はまだないですよね? これはとても感動的な物語なんです。子どもなら誰でもドラえもんにそばにいて欲しいでしょう。ところが最後の方で、ドラえもんが電池切れで死にそうになります。そこで、いつもドラえもんに助けれている子どもたちが、だんだん一人立ちして大人になっていき、最後はドラえもんが逆に助けられるというお話です。(拍手)こんな展開だと、原作者は絶対許してくれないでしょう(笑)」
ん? これって、ひと昔前に流行した「ドラえもんの最終回」のエピソードに加わわりそうな展開ですね。さて、そんな監督としての野望を告白したジェイですが、自分は出演せず子役を探したいと言っていました。では、気になる次の映画出演は?ということで、
司会「『カンフー・ダンク』の続編が決定したそうですね?」(拍手)
ジェイ「『カンフー・ダンク』の続編は『言えない秘密』です。1週間後に公開されます(笑)。…実は、ほんとうに続編はないんです。最初、監督は撮ろうと考えていたのですが、結果的には中止になりました」
「エエ〜」と会場からどよめき声。好評につき早々に続編が決まったというニュースが流れていましたが、結局流れちゃったようで残念です。
司会「でも、またジェイ・チョウさんのスポーツ映画が観たいですよね」
ジェイ「僕ができるのはバスケットボールだけです(笑)」
司会「では最後に、ファンの皆さんへメッセージをお願いします」
ジェイ「できるだけ早くまた来日して、皆さんとお会いしたいです。いつも日本へ来る時は、滞在期間がとても短いので。最初に出演した作品からこの作品までずっと応援してくれて、ファンの皆さんにはとても感謝しています。ありがとうございます」
そして、『カンフーダンク』の見どころは?というと、
ジェイ「実は母方の祖母はあまり映画を観ないのですが、その祖母が観てもわかると言ってました。この映画には好きなシーンが2つあります。1つはオープニングで、たくさんの敵を相手に闘うところ。とてもエキサイティングでした。もう1つは映画の最後の数分間で、この映像はとても凄いです。かなりお金をかけてCGを使っているので、この辺はぜひ見逃さずに楽しんで欲しいです」
と、ジェイのお祖母さまにも楽しんでいただけるわかり易さと、挌闘シーン、特撮シーンをあげていました。いよいよ16日から全国公開されるミラクル・スーパー・バスケットムービー『カンフー・ダンク』。拡大公開は吹替版なので、夏休みのお子様も誘ってぜひお楽しみください。
前を読む P1 < P2 |▼作品紹介
|