2000人のファンと記念撮影をしたジェイ(全体を見る)
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2008.7.29
東京厚生年金会館(新宿)
最新主演作『カンフー・ダンク』のジャパンプレミアで来日したジェイ・チョウ。28日に赤坂ブリッツで開かれたトークショーに続き、29日には東京厚生年金会館にて、プレミア試写会となる「JAY CHOU NIGHT」を開催。2000人のファンを前に舞台挨拶を行いました。イベントのオープニングでは、ジェイが主題歌も手がけた出演作4本(『Initial D』『王妃の紋章』『言えない秘密』『カンフー・ダンク』)の主題歌PVが大スクリーンで上映され、ジェイの多彩な音楽の世界も堪能することができました。
これまでは、黒か白で統一したファッションが多かったジェイ。この日は鮮やかなターコイス・ブルーのジャケットで登場しました。前日もピンクのパンツスタイルだったようで、ファッションにも遊び心を取り入れているようです。
来日回数もずい分と増えたジェイは、すっかり慣れた日本語で
ジェイ「ミナサン、コンニチハ。ジェイ・チョウデス」(拍手喝采)
司会「ひさしぶりにファンの皆さんと会っていかがですか?」
ジェイ「ちょっと緊張してます。皆さんが応援してくれて、ほんとうにうれしいです。感謝してます」(拍手)
登場前に上映された4本のPVについては
ジェイ「実はこんな大きなスクリーンで自分のPVを観るのは初めてなので、ほんとうにエキサイトしてます。とてもクールですよね。まだ僕の音楽を知らない人もたくさんいると思うので、まず音楽を聴いて、僕の映画も観てくれたらと思います」
司会「『カンフー・ダンク』に出演することになった経緯は?」
ジェイ「兄弟がいなくて孤独だったので、小さい頃からバスケットボールをするのが好きでした。一人でやれるスポーツというと、やっぱりバスケットですよね。たとえばサッカーだと、ゴールをキックして、また自分一人で走って行ってボールを拾ってから、またやらなくてはならないから、面倒くさいでしょう? 卓球もそうですよね。打ったら球が返って来ない。だから、バスケットボールならやれると思って、この映画を引き受けました」
司会「アクションも大変だったと思いますが、共演者のチェン・ボーリンさんやバロン・チェンさんと撮影の合間にどんなことをしていましたか?」
ジェイ「撮影中は、長い間ワイヤーで吊られているので、役者全員が大変でした。実は監督にはバスケットボールの知識がまったくなかったんです。そのおかげで、僕たちは自由にやることができました。たとえば、チェン・ボーリンとは、どうやったらカッコよく見せられるかいろいろと相談しました」
司会「それでは、ポーズや表情は自分で考えてやったのですか?」
ジェイ「部分的にはアクション監督の指導で、バスケットボールとカンフーを結合させた形でやらなくてはなりませんでした。現場では、ワイヤー吊りが一番大変でした。監督はワイヤーに吊られたまま空を飛ぶようにして欲しいと言うのですが、ワイヤー吊りに見えないないような感じでやって欲しいということで、そこが一番大変でした」
司会「俳優としての楽しみは?」
ジェイ「最大の醍醐味は、自分の身分を次から次へと変えられること。僕はとても幼稚で子どもっぽいんです。たとえば、バスケットボールが大好きだから『カンフー・ダンク』に出演できたし、車が好きだから『Initial D』、カンフーが好きだから『王妃の紋章』、ピアノが好きだから『言えない秘密』という風にやってきました。自分の好きなことが全部実現できて、ほんとうにラッキーです」(続き)
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