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韓国版「花より男子〜Boys Over Flowers」は、放送(KBS:09/1/5-09/3/31)直後から回を追うごとに視聴率をあげ、最高視聴率35.5%を記録。台湾版、日本版に続いて、韓国でも一大ムーヴメントを巻き起こしました。製作を手がけたのは、「宮〜Love in Palace」「ごめん、愛してる」などの人気ドラマを生み出しているグループ・エイト。演出は「怪傑春香」「ファンタスティック・カップル」で知られるチョン・ギサン。ニューカレドニアやマカオでの海外ロケを挿入したり、F4たちが着こなす衣装も一流ブランドで固めたラグジュアリー・ファッションにするなど、スケール感のある仕上がりとなっています。
ストーリー面では、大筋は原作を踏襲しつつも、韓国的な人物設定や背景、演出を随所に散りばめてあり、様々なサイド・ストーリーがエピソードとして盛り込まれています。同じところ、違うところを楽しみながら、全25話をたっぷりと味わってください。
●キャラクター紹介
クム・ジャンディ(原作/牧野つくし)ク・ヘソン
庶民的なクリーニング店の娘。ひょんなことから、神話グループが経営するセレブの学園、神話高校の水泳特待生として迎えられる。4人家族の家計に余裕はなく、普段はお粥屋さんで親友のカウルとアルバイトをしている。
ク・ジュンピョ(原作/道明寺司)イ・ミンホ
大財閥・神話グループの御曹子。F4のリーダー。オレ様人間で血の気の多い乱暴者だが、両親にかまってもらえず育った孤独感も持っている。国語が苦手で言い間違いが多い。幼少期のトラウマで泳げない。
ユン・ジフ(原作/花沢類)キム・ヒョンジュン
元大統領の孫。一族が経営する文化財団、オーケストラ、アートセンターの後継者。ピアノ、バイオリンから指揮者までこなす。5歳の時、両親を事故で亡くして内向的になるが、ソヒョンに救われ、彼女を思い続けている。
ソ・イジョン(原作/西門総二郎)キム・ボム
国宝級陶芸家の4代目。芸術一家の次男で個人博物館の後継者。新進陶芸家として活躍しているが、クールなプレイボーイでもある。女性関係で母を苦しめる芸術家の父を憎んでおり、初恋の人ウンジュが忘れられない。
ソン・ウビン(原作/美作あきら)キム・ジュン
新興不動産会社イルシム財閥の後継者。裏組織の元ボスを父に持ち、喧嘩も強いが、家柄に対するコンプレックスも抱いている。F4の調停役でもあり、裏社会に顔が利くので、メンバーやジャンディのピンチを度々救う。
チュ・カウル(原作/松岡優紀)キム・ソウン
ジャンディの親友。お粥屋さんでアルバイトをしており、ジャンディの悩みの相談役を引き受けている内に、F4とも親しくなる。悪い男を懲らしめてくれたイジョンに好意を抱き、純粋な思いをぶつける。
●その他のキャスト
ミン・ソヒョン(原作/藤堂静)ハン・チェヨン
カン・ヒス(原作/道明寺楓)イ・ヘヨン *ジュンピョの姉
ク・ジュニ(原作/道明寺椿)キム・ヒョンジュ *ジュンピョの母
クム・イルボン(原作/牧野晴男)アン・ソクファン *ジャンディの父
ナ・コンジュ(原作/牧野千恵子)イム・イェジン *ジャンディの母
クム・ガンサン(原作/牧野進)パク・チビン *ジャンディの弟
ご覧のように、ジャンディやF4だけでなく、その他のキャストもまさにイメージぴったりの布陣。「宮〜Love in Palace」でユン・ウネのお母さん役を演じたイム・イェジンがジャンディのちゃっかりママを、「ごめん、愛してる」でソ・ジソブの母を演じたキム・ヒョンジュがジュンピョの鬼ママを迫力いっぱいに演じ、ママ対決も見所です。また、名子役のパク・チビンが演じる弟ガンサンは、パソコンを駆使して情報を集める今風の男の子になっています。それぞれの家族の物語により焦点が当てられているところも、韓国ドラマならではでしょう。その他、生活スタイルや文化の違いも味わいながら楽しむことができます。
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