8月22日、丸ビル・マルキューブで行われたジェリー・イェンの『FREEDOM』発売記念イベントに行ってきました。今回のイベントの目玉は、CD購入者の中から厳選な抽選で選ばれた200名のみが参加できるジェリーとの握手。会場には2000人近くのファンが3階まで鈴なりで、改めてジェリーの人気に驚きました。
今回のイベントは、大阪200名、東京200名の枠に12000名を超える応募があったそうで、激戦を勝ち抜いたラッキー迷達は10代〜60代位まで年齢はさまざま。性別は100%女性…おや?1名、東方翔のユニフォームを着た10代とおぼしき男子が! 当たったのね。
そして、ついにジェリー登場! 白いTシャツに黒のジーンズ、黒い麻のスカーフを巻いて、首にはリングを通したネックレスといういでたち。「あり余るほどの自由」を1階会場だけでなく、2・3階のファンにも手を振りながら歌います。前日の昼・夜のファンミーティングの後で体調も心配されたのですが、元気そうで一安心。
司会のルーシー・ケントさんと通訳の周さんも登場し、ここでサプライズの花束とケーキのプレゼントがジェリーに贈られました。これは、中国語圏男性ソロアーティストとして史上初のオリコン初登場8位のお祝い。ジェリーもうれしそうです。続いてトークタイムが始まり、司会者にオリコン8位の感想を聞かれると「シンジラレナイ!」と日本語で。続けて「これもすべてファンの皆のおかげ、ファンの応援がなければ今の自分はいない」とも。そしてアルバム収録曲の話に。「突進」では初めてロックに挑戦し、バンドもやってみたい発言でファンを喜ばせました。
途中、暑さで汗をかくルーシーさんにそっとティッシュを渡す気遣いに、ジェリーの人間性が垣間見え、かっこいいだけじゃないのよねえと再認識。今回の来日、滞在日数は長いものの、コンビニのお弁当しか食べていないという悲しい事実も発覚し、皆でジェリーの栄養面を心配します。台湾でも撮影で忙しく「平均睡眠時間は2〜3時間だけど、栄養はもっぱら大好きなフルーツで摂っているから大丈夫」と言っていたけど、本当に大丈夫?
最後に今後の予定を聞かれ、映画出演と時間があったら日本でコンサートをしたいとファンを喜ばせてトークは終了。そして「愛さずにいられない」を熱唱し、待望の握手会へ。
握手は一人一人、目をしっかり見て両手で包みこむように、そして離れるまで見届けるという、ファンにとっては夢のような時間でした。握手が終わって、壇上から降りてくる人の目は皆ハート型。前出の男子の握手時には、会場から盛大な拍手が起こり、ジェリーもうれしそうでした。最後に車椅子の女性2人が登壇。ジェリーは前かがみになり、顔を近づけて真剣に話を聞いていました。そして最後のご挨拶。「命の大切さにふれ、チャリティー活動に協力してください。今日はほんとうにありがとう」という言葉を残して、会場を後にしました。
(2009.8.22 丸ビル・マルキューブ/photo & report by さふらん)
続きを読む ▼レポート1 > レポート2 ▼記者会見 ▲新譜イベント
|