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2010.4.24 SHIBUYA-AX ロビー
初来日ライブの終了後、まだ興奮覚めやらない会場ロビーにて簡単な記者会見が開かれましたので、ご紹介します。鮮やかなピンクのジャケットで登場したショウ・ルオ。世界各地のファンや倖田來未からの花輪を背に、早速質疑応答に入ります。
Ｑ：初めての来日コンサートを終えた感想は？
ショウ「興奮してます。日本での1回目の仕事はドラマ『ホット・ショット』のプロモーションでしたが、2回目はなんとコンサートになり、こんなことになるなんて信じられませんでした。ほんとうに興奮してるし、うれしいです。また日本のファンばかりでなく、各地からファンの皆さんが来てくれて、とてもうれしかったです」
Ｑ：後ろに倖田來未さんからの花輪がありますが、連絡されたのでしょうか？
ショウ「倖田來未さんは今日福岡でコンサートがあるので、残念ながら来られませんでした。僕には日本武道館でコンサートをやりたいという夢があるので、その時は倖田來未さんとぜひ共演したいです。今日はSAMさんも来てくださって、お花も贈ってくれました。SAMさんの前でパフォーマンスをするのはすごくプレッシャーがあって、緊張しました」
Ｑ：今日はオール日本語のMCでしたが、その他に特別に用意したことは？
ショウ「何かやろうと思っていたのですが、ステージにあがったら気持ちもあがってしまって、とても緊張しました。MCは全部、思いついたことをしゃべっただけです。実は日本語の先生についたことはないんです。日本語は『ドラえもん』を見て覚えました。（流暢な日本語で）ニホンゴハ、ダイジョウブデスカ？」（記者一同「大丈夫！」）
Ｑ：「らいおんハート」は、もともと歌える曲だったのですか？
ショウ「カラオケで歌ったことがありました。カラオケには字幕がついているので歌えますが、今日は歌詞を見て歌うつもりでした。ところが、観客の皆さんを見たらすごく近くにいたのであがってしまい、緊張して歌い直してしまいました（笑）」
Ｑ：「らいおんハート」の他に日本語で歌う曲の候補は？
ショウ「桜庭裕一郎さんの歌を歌うつもりでした。候補はいろいろあって、宇多田ヒカルさんの『パーソナル・ラブ』も歌いたかったんですが、難しかったんです」
Ｑ：今日はいつもと違って日本のファンが多かったと思いますが、反応はどうでしたか？
クリっとした大きな瞳もチャームポイントのショウ・ルオ
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ショウ「本番が始まる前ですが、いつもだとオープニングから黄色い歓声すごいんです。でも、さっきは黄色い歓声が聞こえなくて、あれ？どうしよう…なんで叫んでくれないんだろう…て、すごく不安になりました。ただでさえ緊張して来たのに、足がガタガタ震えてきて。大丈夫かなあ？…と思ってよく見たら、まだオープニングの垂れ幕が降りてなかったんです。幕が降りたら黄色い歓声があがりました。でも、日本のファンはやさしくて、僕と同じようにシャイなので、やさしい感じで見守ってくれていました。その後、どんどん盛り上がっていった感じですね。一緒に歌ってくれたのもすごくうれしかったです」
Ｑ：もし、また日本でライブをやるとしたら、ファンに要望はありますか？
ショウ「今度は武道館でやりたいんですが（笑）その時はもっと黄色い歓声を送ってください」
Ｑ：ぬいぐるみを着た日本のファンと手をつないで歌った場面で、最初はすごくロマンチックだったんですが、後ですごく笑ってましたね。何がおかしかったのですか？
ショウ「あれはコンサートで毎回やっているんですが、なぜ笑ったかというと、彼女がすごい格好をしていたので、おかしくてつい吹き出してしまいました（笑）」
Ｑ：お母さんも一緒にいらしてましたが、終った後で何かお話されましたか？
ショウ「終ってから『どうだった？』と尋いてみたら『よかったよ』と言ってました。『なんでそんなに日本語が上手なの？』と逆に聞かれたので、『自分で覚えた』と答えました。母は『SAMさんにちゃんと話しかけたよ』と言っていました。『息子にダンスを教えてくださってありがとうございます』と中国語で言ったそうです。それで『ちゃんと通じた？』と聞いてみたら、『中国語で話したからわからない』と（笑）。SAMさんとも話しましたが、『ショウのコンサートを観ることができてほんとうによかった、うれしかった』とおっしゃってました。『観客を盛り上げるのがすごくうまいね』とも言ってくださいました」
Ｑ：お母さんをどこかへ連れて行きましたか？
ショウ「今日はすごく天気がよくて怒ってたんです。昨日も一昨日もすごく天気がわるくて、買い物に行ってもすぐ濡れてしまうし、寒かったのでとても嫌な思いをしました。今日はこんなにいい天気なのにコンサートがあるので、買い物に行けなくて怒りました（笑）」
と訳す通訳さんの途中で「ジカン、ナイ！」とショウ。明日はすぐに帰らなくてはならないとのことでした。
Ｑ：ダンスも楽しませていただきましたが、バックダンサーの方たちを途中でからかっていましたね？ 付き合いが長いのでしょうか？
ショウ「ダンサーたちとはデビュー前からの知り合いです。僕もダンサーとして活躍していたので、その頃からの付き合いなんです。実は今、次のコンサート（香港公演）の練習をしていて、今日のダンスを忘れていたところがあり、歌もダンスも忘れてしまって申し訳なかったのですが、もうすぐ公式コンサートがありますので、さきほどもファンの皆さんに、香港や台湾へもぜひ観に来てくださいとお話しました」
Ｑ：その新しいコンサートの見所を教えてください。
ショウ「すべてです。スゴイヨ！ 例えば、香港はいいけど、台湾ではよくないというファンがいるかもしれません。なので、同じようにいいショーをやろうと思っています」
Ｑ：もし日本で活動するとしたら、ドラマとダンスと司会、どれからやりたいですか？
ショウ「まずドラマ。ドラマに出て日本で知られるようになってからダンスを1回やって、その後に司会かな。司会はまだ難しいでしょうね。日本のバラエティ番組を見ると皆さん早口なので、そこまで話せるようになるのは難しいでしょう。まず最初にドラマに出て…ドラマは3ヶ月あるから、その間にいろいろ言葉を覚えます。それから、例えばドラマの主題歌を歌うことになって、それから司会をやるというのがいいと思います。カンペキ？」
（すごい！計画的！）
Ｑ：リン・チーリンさんが日本のドラマ（「月の恋人/Moon Lovers」）に出ることになりましたが、羨ましいですか？
ショウ「羨ましいです。実は木村拓哉さんたちが上海入りした時、僕は上海から帰ることになって、すれ違いだったのですが、木村拓哉さんはほんとうに好きなんです。彼は魔力を持っていると思います。リン・チーリンさんは木村さんと共演するので、もしかしたらキスするかもしれない。だから羨ましいんです。僕がキスしたい（笑）（記者「え？木村さんと？」）彼女とです（笑）」
Ｑ：最後に日本の皆さんにメッセージをお願いします。
ショウ「ファンの皆さんにはほんとうに感謝しています。2回目の仕事でコンサートができて、ほんとうにうれしいです。日本のファンの皆さんは、僕がCDのイベントなどをやると、いつも台北へ来てくれます。応援してくれていてほんとうにうれしいです。先ほど泣いているファンの方がいましたが、うれしくて泣いているのがわかりました。皆さんが感動してくださっていて、僕も感動しました。昨日と一昨日は買い物をしたのですが、これまでにもよく日本へ来て買い物していました。その頃は観光客に声をかけられていたのですが、今回は日本のファンの方に『大丈夫？』とか『ショウくん、「ホット・ショット」見たよ』などと声をかけられることが増えて、すごくうれしかったです」
以上で記者会見は終了。たくさんのお花を前にフォトセッションとなりました。今回は大好きなお母さまとの来日。そのお母さまへ捧げた本「ロジック/母が教えてくれた24の知恵」が、クリスマスの頃に発売となります。ファンの皆さんへは、素敵なプレゼントになりましたね。武道館公演への夢に向かって、次回はより大きな会場で迫力のライブを見せてくれることを期待しましょう。
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