2012.7.4 シネマートホール(六本木)
昨年の3月11日に日本を襲った東日本大震災。この時、いち早く救助隊を派遣し、200億円以上の義損金を送ってくれたのが台湾でした。この暖かい支援に感謝を込め、台湾ドラマを応援していこうと「謝謝台湾!2012」キャンペーンを始めたのが、アジアの映画やドラマコンテンツを多く配給しているエスピーオー。
その一環として、新作ドラマの放送やリリース時期に合わせ、主演スターを招いたPR活動も行っています。その第1弾が、これからご紹介する「僕らはふたたび恋をする」来日記者会見。7月4日、六本木のシネマートホールにて、ドラマのダイジェスト版上映前に、主演のピーター・ホー(何潤東)とチャン・チュンニン()が公開記者会見を行いました。
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左:台湾ドラマ「僕らはふたたび恋をする」で子連れのヒロインを演じるチャン・チュンニン。
右:そんなヒロインと恋に落ちるバツイチ男を演じたピーター・ホーは、昨年7月にAKとスペシャルライブを行っています。
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大歓声の中、ピーター・ホーとチャン・チュンニンが登場して日本語で「コンニチハ(笑)」と軽くご挨拶。椅子に座って、まずは司会の田代親世さんからの質問です。
司会「来日した感想はいかがですか?」
チュンニン「この作品のプロモーションで来日することができ、皆さんにお会いできてうれしいです。ピーターとは大の仲良しなので、楽しく撮影できました。この作品のおかげで、こうしてピーターと日本で会えたので、まるで同窓会みたいで楽しいです。皆さんとも、これからの時間を一緒に楽しく過ごしたいと思います。よろしくお願いします」(拍手)
ピーター「日本に来てからずっと満腹状態なんです。(会場笑)今回の来日は3日間だけ。1日3食で計算すると9回しか日本で食事できない。夜食も足すと12回かな。さっきはお昼を食べ過ぎてちょっと眠かったのですが、この会場に来て皆さんのお顔を見たらすぐ元気になりました。ぜひ、この作品を気に入って、応援してください」(拍手)
司会「ご自分の役柄について簡単に説明してください」
チュンニン「私が演じているのは、チョン・シャオシャン(鄭小壤)。心に傷を負っていますが、とても根性があり決して諦めない女性です。ピーター扮するジアカイと出会ってからは、いつも励まされ、笑顔をいっぱいもらって頑張っていきます」
ピーター「僕が演じるのはレン・ジアカイ(任家[小豈])という人物で、外見はとてもクールですが内面には暖かい心を持っている男性です。普通に接すると、あまりにも理性的なことしか言わないし、感情を外に出さないので、最初は嫌な奴だと思われがちです。しかし、シャオシャンに出会ってからは、逆に彼女から元気をもらい、彼女からいろんなことで触発される、そんな存在です」
司会「この作品に出演したいと思った理由は?」
チュンニン「去年、子どもたちのためのチャリティ活動で、ピーターと一緒に数日間ベトナムへ行きました。その時、一緒に過ごしてみて、とてもいい人だという印象を受けました。台湾の家に帰ってから、母に30分くらい延々とピーターの話をしたことがあります。なので、年末にこの作品のオファーが来た時、脚本を読んだら共演者がピーターだったので、即、決めました」
ピーター「30分?3時間?…現場では、彼女から30分くらい文句を言われたなあ(笑)」
チュンニン「冗談でしょ!ドラマの撮影が終わったら、彼から3時間も文句を聞かされたわ(笑)」
このやりとりに、田代さんが「どんな文句があったんですか?」と尋ねると、2人とも「冗談ですよ(笑)」。文句を言い合ったりふざけあったりできるほど、仲がいいということでしょうか(笑)。
ピーター「去年、ベトナムへ行く前までは、チュンニンさんのことをよく知りませんでした。イメージ的には高学歴で、大学では法律を専攻していたので、超エリートで付き合いにくいと思っていた。ところが、一緒にベトナムへ行き、子どもたちと一緒に過ごす姿を見ると、彼女は子どもたちのために何度も涙を流していました。そんな姿を見て、ほんとうに優しい女性だなと。なので、僕もぜひ一度共演してみたくなりました」
司会「共演を終えて、お互いに意外な発見はありましたか?」
チュンニン「ベトナムに行く前は、とても悪戯好きな男性だと思っていたのですが、今回共演してみて、素晴らしい演技の持ち主だとあらためて思いました。どちらかというと、このレン・ジアカイの性格に似た面を持っていると思います。すべてのことに対して自分のきちんとした考え方を持っています。たとえば現場でも、監督と役作りについて自分のアイデアを出したり、相談したり…そういうことをよくやっていました。
キャリアについては、単なる役者を超えてきちんとした自分の目標やプランを持っているように感じました。しかも、人に対してはいつも真心を持って接しているし、一方でかわいらしさも持ち合わせている。とても素晴らしい男性だと思います。それから、彼は台湾一の肉体美と言われていますが、共演してみたらほんとうでした(笑)」
ピーター「(照れくさそうに)なんて言ったらいいか、わからないよ。こうやっていると、チュンニンさんはとてもか弱い淑女のように見えますが、実は凄い瞬発力を持っています。第1話で彼女と出会った場面、トイレで彼女が泣いていて僕が慰めるシーンですが、その大泣きをしていた姿にはびっくりしました。これまでに共演した方で、これほどの演技を見せた人は初めてで、すごくインパクトがありました。
それから意志がとても強く、撮影が終わるとすぐアメリカに飛び、21キロのマラソンレースに参加しました。実は、撮影中にチュンニンさんの誕生日を迎えたので、僕たちは誕生ケーキを用意して、そのケーキを彼女の顔にぶつけたんです。そしたら、彼女はどうしてもリベンジすると言って、ホテルの中だったので、僕のことをずっと追いかけて来たんです。結局、僕がへとへとになり、諦めてやられました。マラソン選手ですからね。僕が負けました(笑)」
ここからは、集った記者たちからの質疑応答へ。
Q:日本からの旅行者が増えているそうですが、お二人の台湾おすすめスポットは?
ピーター「僕は海辺が大好きなので、墾丁(ケンディン)がおすすめ。夏休み中は墾丁で大型音楽祭が開催されます。皆さん、ぜひ来てください」
チュンニン「私は食べることが大好きなので、夜市(ナイト・マーケット)がおすすめです。台北にはたくさんあるので、ぜひ行ってみてください」(続きを読む)
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