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2020年3月4日:第15回大阪アジアン映画祭 上映ラインナップ
2020年の映画祭は過去最多の64作品が上映予定でしたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止に対応するため共催企画やイベントが中止に。来日ゲストによる舞台挨拶やQ&Aもすべて中止となりました。詳細は公式サイトをご覧ください。
オープニング作品
・夕霧学園(原題)(19年/マレーシア)監督:トム・リン 出演:リー・シンジエ、阿部寛、シルヴィア・チャン Japan Premiere
クロージング作品
・蒲田前奏曲(20年/日本)監督:中川龍太郎、穐山茉由、安川有果、渡辺紘文 World Premiere
コンペティション部門
・日光之下(19年/中国)監督:リャン・ミン 出演:リュー・シンチェン、ウー・シャオリャン Japan Premiere
・春潮(19年/中国)監督:ヤン・リーナー 出演:ハオ・レイ、エレイン・ジン、チュー・チュンシー Japan Premiere
・少年の君(19年/中・香)監督:デレク・ツァン 出演:チョウ・ドンユー、ジャクソン・イー Japan Premiere
・散った後(19年/香港)監督:チャン・チッマン 出演:ソフィー・ン、ウィル・オー International Premiere
・私のプリンス・エドワード(19年/香港)監督:ノリス・ウォン 出演:ステフィー・タン、ジュー・パクホン Japan Premiere
・大いなる餓え(19年/台湾)監督:シエ・ペイルー 出演:ツァイ・ジャーイン、クー・シュウチン Japan Premiere
・君の心に刻んだ名前(20年/台湾)監督:リウ・クァンフイ 出演:エドワード・チェン、ツェン・ジンホア World Premiere
・チャンシルは福も多いね(19年/韓国)監督:キム・チョヒ 出演:カン・マルグム、ユン・ヨジョン International Premiere
・家に帰る道(19年/韓国)監督:パク・ソンジュ 出演:ハン・ウヨン、チョン・ソッコ International Premiere
・コントラ(19年/日本)監督:アンシュル・チョウハン 出演:円井わん、間瀬英正、山田太一 Asia Premiere
・女と銃(19年/フィリピン)監督:ラエ・レッド 出演:ジャニーン・グッチェーレス International Premiere
・愛について書く(19年/フィリピン)監督:クリッサント・アキーノ 出演:マイルス・オカンポ、ロコ・ナシーノ International Premiere
・ハッピー・オールド・イヤー(19年/タイ)
監督:ナワポン・タムロンラタナリット 出演:チュティモン・ジョンジャルーンスックジン Japan Premiere
・オッズ(19年/インド)監督:メーガ・ラーマスワーミ 出演:ヤシャスウィニ・ダヤマ、カランヴィール・マルホートラ Japan Premiere
・フォーの味(19年/独・ポーランド)監督:ボブリックまりこ 出演:タン・ロン・ドー、レナ・グエン Asia Premiere
特別招待作品部門
・メイド・イン・バングラデシュ(19年/仏・バングラデシュ・デンマーク・ポルトガル)Japan Premiere
監督:ルバイヤット・ホセイン 出演:リキタ・ナンディニ・シム、ノベラ・ラフマン *ゲストを迎えてのシンポジウム開催予定
・燕 Yan(19年/日本)監督:今村圭佑 出演:水間ロン、山中崇、一青窈 Japan Premiere
特別注視部門
・アレクス(19年/中国)監督:エメットジャン・メメット 出演:メルハバ・イスライル International Premiere
・牙と髭のある女神をさがす(19年/ネパール・メキシコ)
監督:ケンツェ・ノルブ 出演:ウーゲン・トーバヤル・リンポーチェ International Premiere
・マリアム(19年/カザフスタン・独)監督:シャリパ・ウラズバエヴァ 出演:メルエルト・サブシノヴァ Japan Premiere
・ローマをさまよう(19年/インド・伊)監督:タニシュター・チャタルジー 出演:ナワーズッディーン・シッディーキー Japan Premiere
特集企画:ニューアクション! サウスイースト
・サンデイ(19年/シンガポール)監督:クリス・オン 出演:ヴィッキー・ヤン、アダム・ジェラルド・リー Japan Premiere
・ビー、マイ・フレンド(20年/マレーシア)監督:チェン・ティムギン 出演:ケンドラ・ソー、イーデン・ヨン World Premiere
・ミス・アンディ(20年/マレーシア・台)監督:テディ・チン 出演:リー・リーレン、ルビー・リン World Premiere
・カリフォルニア・ドリーミング(19年/カンボジア)監督:ミアハ・スレイリン 出演:レット・サリタ、スー・モニサック Japan Premiere
・ヒットエンドラン(19年/インドネシア)監督:オディ・C・ハラハップ 出演:ジョー・タスリム、タティヤナ・サフィラ Japan Premiere
・LSS:ラスト・ソング・シンドローム(19年/フィリピン)
監督:ジェイド・カストロ 出演:ガビ・ガルシーア、カリール・ラモス International Premiere
・メタモルフォシス(19年/フィリピン)
監督:ホセ・エンリーケ・ティグラオ 出演:ゴールド・アゼロン、イアナ・ベルナルデス International Premiere
・サンシャイン・ファミリー(19年/フィリピン・韓)
監督:キム・テシク 出演:ノニー・ブエンカミーノ、シャーメイン・ブエンカミーノ Japan Premiere
特集企画:祝・韓国映画101周年:社会史の光と陰を記憶する
・君の誕生日(19年/韓国)監督:イ・ジョンオン 出演:ソル・ギョング、チョン・ドヨン Japan Premiere
・ポーランドへ行った子どもたち(18年/韓国)監督:チュ・サンミ 出演:チュ・サンミ、イ・ソン
・はちどり(19年/韓・米)監督:キム・ボラ 出演:パク・ジフ、キム・セビョク、チョン・インギ Japan Premiere
・マルモイ ことばあつめ(19年/韓国)監督:オム・ユナ 出演:ユ・ヘジン、ユン・ゲサン、キム・ホンパ Japan Premiere
特集企画:台湾:電影ルネッサンス2020
・雄鶏ものがたり(19年/台湾)監督:シエ・ペイルー 出演:フィン・ホアン、スミス・スカッダー・ノーマン International Premiere
・ギャングとオスカー、そして生ける屍(19年/台湾)監督:ガオ・ピンチュアン 出演:ロイ・チウ、ホアン・ディーヤン Japan Premiere
・ノーボディ(20年/台湾)監督:リン・チュンホア 出演:ジエン・フーサン、ウー・ヤールオ World Premiere
・RPG(19年/台湾)監督:シー・チュンハン 出演:永瀬正敏、ルビー・リン、アン・イーチャオ International Premiere
・伏魔殿(20年/台湾)監督:ワン・イーファン 出演:リン・ダオユー、アニカ・パンナ World Premiere
*他、「大いなる餓え」「ミス・アンディ」「君の心に刻んだ名前」を上映。
特集企画:Special Focus on Hong Kong 2020
・花椒の味(19年/香・中)監督:ヘイワード・マック 出演:サミー・チェン、メーガン・ライ Japan Premiere
・堕落花(19年/香港)監督:リー・チョクバン 出演:アイリーン・ワン、ケニー・クァン、ハンナ・チャン Japan Premiere
・4×4(19年/香港)監督:アモス・ウィー、ノラ・ラム 出演:ジェニファー・ユー、エリザベス・ン International Premiere
*他、「散った後」「少年の君」「私のプリンス・エドワード」を上映。
2020年2月24日:『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督&ソン・ガンホ凱旋来日舞台挨拶
ポン監督とソン・ガンホの大ファン、チョ・ナンカンも登場!
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続いて、アカデミー賞受賞の凱旋来日プロモーションが行われたのが『パラサイト 半地下の家族』。多忙でお疲れの中(多分)、ポン・ジュノ監督と主演のソン・ガンホさんも無事、来日してくれました。本作は日本でもすでに動員数230万人を超えており、興行収入も32億円を突破。韓国映画ではこれまで最高だった『私の頭の中の消しゴム』を抜いて、歴代第1位に輝いております。アジクロでは、23日に日本プレスセンターにて行われた記者会見と24日の凱旋舞台挨拶(TOHOシネマズ六本木ヒルズ)の両方を取材させていただきましたが、緊張ムードが強かった記者会見とはうってかわり、24日の満席の観客を前にした舞台挨拶の方が明らかにリラックス&楽しんでおられました。くす玉割りの演出も面白かったし、シークレットゲストでチョ・ナンカンこと草なぎ剛さんが登場して花束贈呈の後、興奮のあまり予定時間を押してのトークになったのも楽しかったです。アジクロでは記者会見と舞台挨拶をまとめて、くす玉割りの様子などもご紹介しますので、お楽しみに。尚、各方面であらためて注目を浴びているポン・ジュノ監督の過去作品を味わえる特集上映「鬼才ポン・ジュノの世界!」が、シネマート新宿(3/19まで追加上映中!)に続いて渋谷ユーロスペース(3/21-4/3)でも上映されます。『ほえる犬は噛まない』『殺人の追憶』(デジタルリマスター版)『母なる証明』『スノーピアサー』と、まとめてスクリーンで鑑賞できるチャンスをお見逃しなく。
2020年2月21日:『ソン・ランの響き』リエン・ビン・ファットさんとレオン・レ監督を取材しました!
『ソン・ランの響き』リエン・ビン・ファットとレオン・レ監督
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同じく2月22日より新宿K's cinemaにて絶賛公開中の『ソン・ランの響き』。公開直前の2月20日よりレオン・レ監督と主演俳優のリエン・ビン・ファットさんが来日。初日の舞台挨拶を含むプロモーション活動を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、多数のゲスト来日がキャンセルになり、プロモーション活動やイベントも自粛されている中、中止になるのでは?と心配していたのですが、ご覧の通り!無事、来日してくださいました。アジクロではこのお二人に単独インタビューをさせていただいております。2018年の東京国際映画祭でプレミア上映されたおり、有望な新人俳優に与えられる東京ジェムストーン賞を受賞したファットさん(写真左)はもとより、レオン・レ監督(写真右)もかなりのイケメン! それもそのはず、13歳まで南カリフォルニアで育ち、ブロードウェイで俳優・ダンサー・歌手としても活躍されていたんですね。もともとは映画の重要な背景となっているベトナムの大衆歌劇「カイルオン」の役者になりたかったという夢を、映画という形で実現したのが本作。そして、本作の主演で幸運な俳優デビューを飾ったファットさんも、たくさんの新人賞や男優賞を受賞。その後の人生がかなり変わったそうです。その辺のことも、いろいろと伺っております。詳細は近日中にアップ予定ですので、もうしばらくお待ちください。
2020年2月16日:『恋恋豆花』公開記念、幻の台湾映画『河豚』上映会
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来日予定だった主演のヴィッキー・パンからビデオメッセージ!
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2月22日から新宿K's cinemaにて公開されている今関あきよし監督の日台合作映画『恋恋豆花』。公開を記念して、本作に出演している台湾女優ヴィッキー・パン・ズーミン(潘之敏)が主演した2011年の作品『河豚 Blowfish』が、2月16日の夜、東中野のSpace&Cafe ポレポレ座にて上映されました。監督は台湾の映像詩人・リー・チーユエン(李啓源)。リー監督の最高傑作と言われながら日本では未公開の本作。河豚がきっかけで出会った孤独なエレベーターガールと少年野球コーチ(演じるのはイケメン人気俳優のウー・カンレン)による、濃密な性描写から始まる恋愛模様を描いた作品で、驚きながら観たのですが、エンディングがとても爽やかでチャーミングな作品でした。来日直前に台湾で日本渡航禁止令が出たため、残念ながらヴィッキー・パンの来日はかなわなかったのですが、ビデオ・メッセージが上映されました。この『河豚』は4月18日から新宿K's cinemaで開催される「台湾巨匠傑作選二〇二〇』での上映が決まっております。楽しみにお待ちください。
こちらは、『恋恋豆花』とのタイアップ企画で、映画にも登場した台湾スイーツのお店「Meet Fresh 鮮芋仙」で1月17日から期間限定で販売されている特製スイーツ「恋恋豆花」です。桃とお茶のシロップがほどよく溶けあって、甘すぎず爽やかな豆花になっております。監修は今関あきよし監督。映画にはMeet Fresh 吉祥寺店も登場します。『恋恋豆花』を観たら「恋恋豆花」を食べに行こう!
*『河豚』の上映会には今関あきよし監督と『恋恋豆花』出演者の大島葉子さんもゲストトークでいらしてました。
(上の写真の右端のお二人)
2020年1月12日:オリンピック・イヤー、始まりました!
新年がスタートしました。2020年、令和2年はいよいよ東京オリンピックの開催年ですね。皆様、お正月はいかがお過ごしでしたでしょうか? アジコは喪中なので、いつもとは違うお正月でしたが、家族でのんびりお掃除をしたり、お料理をしたり……宿題も持ち帰って、合間に原稿も書いておりました。元旦には恒例の妹との映画鑑賞で、今年は『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』。ここ数年、毎年このシリーズなんですが、アジコは初期3作品以外は真剣に観ておらず、前の2作も展開が早過ぎて(冒頭からいつも戦闘シーンだし)実はあまり覚えておりません。が!この最終章はまさに、最終回にふさわしい素晴らしい出来栄えで、完成度の高い作品でした。アジコ、感動して涙も流れておりました。多分、登場人物のそれぞれのドラマがくっきりと鮮やかに、そして深く描かれていたからだと思います。隅々の登場人物やドロイドに至るまで。いままで、一度も買ったことのないパンフレットまで買ってしまいましたもんねー(笑)。
というわけで、今年もよい映画をもりもり観たいし、きっちりご紹介していきたいと思っております。まずは、宿題から。とりあえずアジクロシネマのレビュー部分を仕上げましたので、すでに公開が終わってしまった作品もありますが、これからブルーレイやDVDなども出ると思いますので、ご鑑賞の参考にしてください。(新しいところでは『パラサイト』『エクストリーム・ジョブ』は必見!)詳細ページは、アンソニー・ウォン『淪落の人』舞台挨拶、スカッド監督のDVDリリース記念来日インタビューをご紹介しながら、徐々に埋めていこうと思っております。新作紹介もありますしね。それから、15周年記念でご用意していたプレゼント企画も、年を跨いでしまいましたが再度トライ予定です。今年はすこしきびきびといきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。皆様の新年がハッピーで感動に満ちた1年になりますように。
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