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緑茶

監督:チャン・ユアン
脚本:ジン・レンシュン、チャン・ユアン
撮影:クリストファー・ドイル
編集:ウー・イーシァン
美術:ハン・ジィアイン
作曲:スゥ・ツォン
録音:ウー・ラー・ラー
キャスト:チャン・ウェン/ヴィッキー・チャオ/ファン・リジュン/ヤン・ドン/チャン・ユアン

2002年/中国
日本公開日/2006年4月15日
カラー/アメリカンビスタ/ドルビーSR/89分
配給:キネティック
(c)保利華億傅媒文化有限会社


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緑茶(Green Tea)

story

 大学院に通う内気で地味な性格のウー・ファン(ヴィッキー・チャオ)は、自分に相応しい男性を求めて、ときどき見知らぬ相手とデートをしていた。

 その日、待ち合わせにやってきたのは、サングラスをかけた気障な感じの男チン・ミンリャン(チャン・ウェン)。ファンはいつものように緑茶を注文し、茶葉の揺らめきをじっと凝視する。彼女は以前に友人から「一杯の緑茶で愛の行方を占える」と聞き、新しい男と出会うときはいつもそうしているのだった。

 ミンリャンは緑茶占いなどに何の興味もないが、心をすぐには開かないファンに次第に惹かれていく。ファンが徐々に心を開き始めたある日、彼女は緑茶占いを教えてくれた友人について話し始めた。友人の母親は死人の化粧をする仕事に就いていたが、結婚後、そのことが原因で夫に虐待され、常に手袋をして生活させられていた。そして最後は、彼女の目の前で、母親が夫を殺してしまったのだと…。

 ミンリャンは、ファンと喧嘩別れしてしまったある夜、ホテルのラウンジでファンとそっくりな女性を見かける。長く艶やかな黒髪をなびかせ、派手なドレスに身を包んだピアニスト、ランラン(ヴィッキー・チャオ)。彼は勇気を出して彼女に近づいてみるが、彼女はファンとは似ても似つかない強烈な個性の持ち主だった。

 ファンとランランは別人なのか? それとも二重人格の一人の女性なのか? 彼女たちとつき合うミンリャンの心もいつしか妖しく揺れ動きはじめる。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

自分にふさわしい男性を探すウー・ファンと、奔放で謎めいた美人ランラン。そして、このふたりの間を揺れ動く男ミンリャン。三人の恋の行方を描いたまさにオトナのラブストーリー。タイプの違うふたりの女性を演じたヴィッキー・チャオの美しさはまさに圧巻。メガネの地味なスーツ姿も、派手なドレスの妖艶な姿も、文句なしに素敵です! さらに中国現代アートのカリスマ、ファン・リジュンの出演も話題です。ぜひ劇場でご覧ください。


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