logo

愛と死の間で

監督:ダニエル・ユー
共同監督:リー・コンロッ
脚本:ダニエル・ユー、リー・コンロッ
撮影:ジェイソン・クワン
編集:スタンリー・タム
主題歌:「再説一次我愛[イ尓]」(歌:アンディ・ラウ)
キャスト:アンディ・ラウ/チャーリー・ヤン/シャーリーン・チョイ/アンソニー・ウォン/ホイ・シウホン/ジジ・ウォン/ラム・シュー

2005年/香港
日本公開日/2006年8月12日
カラー/ビスタサイズ/ドルビーSR・SRD/102分
配給:ムービーアイ・エンタテインメント
(c)Focus Films Limited. All Rights Resereved.


p2

p3
愛と死の間で
(再説一次我愛[イ尓]/All About Love)

story

 病院で働く有能な外科医コウ(アンディ・ラウ)は、多忙な日々を送っていた。妻のチーチン(シャーリーン・チョイ)は、淋しさを感じながらも明るく振る舞い、夫に精一杯の愛情を注いでいた。一方のコウも、チーチンと過ごす時間がなかなか取れないことを気にかけながら、彼女との深い絆を感じていた。

 ある夜、コウと食事の約束をして待っていたチーチンは、急に入った仕事のせいで諦め、車で帰宅する途中、交通事故死してしまう。最愛の妻を失った悲しみにうちひしがれるコウは、その時から人生を一変させる。医師をやめて救護隊員になり、時間と規則を厳守するようになる。その顔からは笑みも消えていた。

 そんなある日、出動したコウは途中で交通事故に遭遇。車に閉じこめられたユンサム(チャーリー・ヤン)に救急処置を施そうとして、彼女の胸の鼓動に特別なものを感じる。ユンサムから心臓移植手術を受けていることを告げられたコウは、彼女の主治医ホー(アンソニー・ウォン)から、ユンサムの心臓が、亡き妻チーチンから移植されたものだということを聞き出す。

 ユンサムの体の中で最愛の妻が生きていることを実感したコウは、ユンサムに興味をもち始める。そして、ユンサムが末期の病に侵され悪化の一途をたどっていること、彼女が夫デレク(アンディ・ラウ二役)を病弱な自分から解放してあげようと、別れる芝居をしたことを知る…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

『愛と死の間で』を観終わって、私は改めて「心」という存在に捕らえられました。愛する人の心も自分の心も目には見えないけれど、感じるという反応をひきおこしてくれるかけがえのないもの。だからこそ、コウ(アンディ・ラウ)はすぐにユンサム(チャーリー・ヤン)の心臓が亡くなった妻チーチン(シャーリーン・チョイ)の心だと見つけ出したのでしょう。愛はタイミングではなく、いつどこで出会おうと、運命の心には何度でも引き寄せられるのです。心が魅せる夫婦の絆の強さと、アンディ・ラウの二役を楽しんでください!

▼アンディ・ラウ記者会見 ▼公式サイト 閉じる