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夢遊ハワイ

監督:シュー・フーチュン
撮影:アリ・チェン
編集:シャオ・ルーグァン
美術:フェニックス・チャン
音楽:ジェリー・ホァン
キャスト:トニー・ヤン/ホァン・ホンセン/チャン・チュンニン/ホァン・タイアン

2004年/台湾
日本公開日/2006年9月2日
カラー/ビスタサイズ/ドルビーSRD/100分
配給:IMX
(c)2004 Good Film Co.
2005年 仏ドービルアジア映画祭
 ゴールデンロータス賞/国際映画評論家大賞




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夢遊ハワイ(夢遊夏威夷/Holiday Dreaming)

story

 2年間の兵役終了を間近に控えたアーチョウ(トニー・ヤン)はある夜、不思議な夢を見る。その夢の中で小学校の同級生チェン・シンシン(チャン・チュンニン)は死んでしまっていた。シンシンは小学生の頃、いつもアーチョウに優しく接してくれた女の子だった。この夢は何かの暗示なのだろうか? アーチョウはシンシンの連絡場所を調べるため実家に電話する。

 アーチョウの相棒、シャオグェ(ホァン・ホンセン)の恋人は軍近くのビンロウ売りの娘だ。毎日、柵の外から差し入れを投げ入れてくれる。休憩時間には兵舎を抜け出して彼女に会いに行く。彼女のセクシーすぎるスタイルを「やりすぎだ」と諭したりもする。でも彼女との付き合いは退役までだと考えている。

 新入りでのろまなクンフー(ホァン・タイアン)は、二人にいつもバカにされている。心変わりしたモデルの恋人の心を取り戻そうと必死だが、誰もそれを本気にしてくれない。そんなある夜、警備についたクンフーが、銃をもったまま突然脱走してしまった。

 アーチョウとシャオグェに思いがけず休暇が与えられる。しかしそれは単なる休暇ではなく、憲兵隊が出動する前に、穏便にクンフーを連れ戻そうと上官が考えた苦肉の策だった。二人はとりあえず台北に戻り、久しぶりの休暇を満喫することにする。アーチョウはシンシンに会いに行こうと決めた。シンシンは大学受験に失敗し、精神を病んでしまっていた。そんな彼女をアーチョウは病院から連れ出す…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

台湾の若手実力派俳優、『僕の恋、彼の秘密』のトニー・ヤン主演。大人になる一歩手前で未来への漠然とした不安を抱える青年の姿をゆるやかな視点でとらえ、幼なじみの女の子への淡い恋心を温かく描いた青春ロードムービーです。

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