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女帝/エンペラー

監督:フォン・シャオガン
撮影:チャン・リー
編集:リュウ・ミアオミアオ
アクション監督:ユエン・ウーピン
美術・衣裳:ティム・イップ
音楽:タン・ドゥン
キャスト:チャン・ツィイー/グォ・ヨウ/ダニエル・ウー/ジョウ・シュン/マー・チンワー/ホァン・シャオミン

2006年/中国・香港
日本公開日/2007年6月2日
カラー/シネマスコープ/ドルビーSR・ドルビーデジタル
/131分/PG-12
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
(c)2006 Media Asia Films (BVI) Ltd.
Huayi Brothers Film Investment Co., Ltd.
2006年 アジア太平洋映画祭 最優秀撮影賞(チャン・リー)
2006年 台湾電影金馬奨
 最優秀美術賞・最優秀造型デザイン賞(ティン・イップ)
2007年 香港電影金像奬 最優秀助演女優賞(ジョウ・シュン)

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女帝/エンペラー(夜宴/The Banquet)

story

 古代中国、五代十国時代の戦乱期。国と国や骨肉の争いは絶えず、王妃ワン(チャン・ツィイー)の国も例外ではなかった。ある日突然、皇帝が謎の死を遂げたが、それが新帝に即位した弟リー(グォ・ヨウ)の策略であることは、誰の目にも明らかだった。皇太子ウールアン(ダニエル・ウー)の命も危ないと知ったワンは、彼を守るため、夫を殺したリーとの結婚に同意する。

 ウールアンは、その昔、ワンと密かに思いを寄せ合っていた。だが、ワンが父に嫁いだため、想いを断ち切るため呉越の地に隠遁し、歌と踊りの世界に生きていた。ウールアンは父の死の知らせを聞くと、襲って来た刺客の手を逃れ、都へ馬を走らせる。

 恋焦がれていたワンを手に入れた新帝リーは、夜ごと尽きることのない欲望に溺れ、ワンに命を捧げると約束する。皇太子側につこうとする者を粛清したリーは、ワンにも忠誠を迫る。身を守るため、この世で一番憎い男にひざまずいたワンは、胸の奥で復讐を誓うのだった。

 都に戻ったウールアンは怒りに震えていた。父が毒サソリに咬まれて死んだという話は、到底受け入れられなかった。また、あっさりとリーの妻になったワンへの不信感と嫉妬にも苦しんでいた。いいなづけのチンニー(ジョウ・シュン)だけが、一途にウールアンを慕っていたが、ウールアンはそんな彼女の純粋さにさえ疑いの目を向けるのだった…。

●宣伝担当者のおすすめポイント:

中国宮廷を舞台に繰り広げられる愛と欲望の復讐劇に、ハラハラドキドキするとともに、王妃ワンが愛する人に奉げる一途な想いに、胸が切なくなります。チャン・ツィイーの妖艶な美しさや、画面に溢れる映像美、クライマックスの夜宴シーンなど、どこまでも豪華絢爛で贅沢な作品です。


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