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ラッシュアワー3

監督:ブレット・ラトナー
脚本:ジェフ・ネイサンソン
撮影:ジェームズ・ミューロー
編集:ドン・ジマーマン、ジーン・ジマーマン、
   マーク・ヘルフリッチ
音楽:ラロ・シフリン
キャスト:ジャッキー・チェン/クリス・タッカー/真田広之/チャン・チンチュー/ツィー・マ/ノエミ・ルノワール/マックス・フォン・シドー/イヴァン・アタル/工藤夕貴/ロマン・ポランスキー

2007年/アメリカ
日本公開日/2007年8月25日
カラー/スコープサイズ/ドルビーSRD/93分
配給:東宝東和
TM and (c) MMVII New Line Productions, Inc.

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ラッシュアワー3(Rush Hour 3)

story

 ロサンゼルスの路上。刑事から交通係へと格下げされたカーター(クリス・タッカー)は、ヘッドホーンで聴く歌とダンスに夢中になりながら交通整理をしていた。そんな交通整理では、もちろん大渋滞だ。その頃、リー(ジャッキー・チェン)は、ハン大使(ツィー・マ)の護衛についていた。

 ハン大使は、長年中国政府を悩ませて来た中国マフィアの要となる「シャイシェン」の存在を突き止め、それを世界犯罪シンポジウム(WCC)の壇上で発表しようとしていた。しかし、ハン大使が発言したその瞬間、暗殺者の銃弾によって倒れてしまう。向かいのビルからワイヤーで地上に逃走する暗殺者を確認したリーは、追跡を開始する。無線でこの銃撃戦を聞きつけたカーターも、事情聴衆中だった女の子たちの車に乗り込み、現場へと向かった。

 素早い動きの暗殺者を、やっとのことで路地に追い込んだリーは、その男の姿を見て驚愕する。それはかつて、お互いを「ケンジ(真田広之)」「リー」と名前で呼び合う旧知の仲だったのだ。「お前には俺を殺せない」と言うケンジと、混乱しながら対峙するリー。そこへカーターが暴走する車で突っ込んで来て、ケンジに逃げられてしまう。

 ハン大使は一命を取り留めたが、娘のソーヤン(チャン・チンチュー)も命を狙われていた。再び、病院へ襲撃にきた暗殺者たちに応戦したリーとカーターは、一味の一人を捕らえ、中国人なのにフランス語しか話さないその男から、謎を解く鍵となる言葉を聞き出す。それは、フランス語の住所と名前のようだった。WCCのレイナード委員長(マックス・フォン・シドー)にソーヤンを預けたリーとカーターは、さっそくフランスへ飛ぶ。

●アジコのおすすめポイント:

本国アメリカでも10日より公開中の本作。シリーズも3作目となると、ジャッキーとクリスの息もぴったり合っているのでは?と思えばそうでもないようで(笑)、本作で初共演となった我らが真田広之との方が、共演シーンも数テイクでうまくいったとか。本作の見所はまさに、その真田広之との確執と葛藤、そしてエッフェル塔での対決場面となっています。スタントなしで撮影したというアクション、そしてクリスも含めた「兄弟」にこだわったドラマ部分もお楽しみください。助演陣の豪華さも要チェック。

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