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インビジブル・ターゲット

監督:ベニー・チャン
脚本:ベニー・チャン、メロディ・ルイ、ラムズ・リン
撮影:コー・チウラム(HKSC)
編集:ヤウ・チーワイ(HKSE)
音楽:アンソニー・チュウ
出演:ニコラス・ツェー/ジェイシー・チェン/ショーン・ユー/ウー・ジン/アンディ・オン/サム・リー/ロー・ワイゴン/マーク・チェン/エレイン・コン

2007年/香港
日本公開日/2008年8月30日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/129分
配給:アートポート
(c) 2007 Universe Entertainment Limited, Sil-Metropole Organisation Ltd., Guangzhou Ying Ming Media Co., Ltd.

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インビジブル・ターゲット
(男兒本色/Invisible Target)

story

 香港の繁華街・セントラル地区で、犯罪グループにより現金輸送車が襲撃されるという事件が勃発。その際に起こった爆発により、目の前の宝石店にいた女性客が巻き添えになり、命を落とす。彼女は、香港警察のチャン刑事(ニコラス・ツェー)との結婚を間近に控え、結婚指輪を選びに来ていたのだった…。

 半年後、亡くなった婚約者のことを忘れることができないチャンは、まるで抜け殻のようになりながらも、叔父のウォン警部(ロー・ワイコン)とともに、凶悪犯を追い続けていた。その後、犯罪グループと接触するものの、あえなく取り逃がしてしまう。

 一方、過激な捜査で知られるフォン警部補(ショーン・ユー)は、怪しいバンを取り締まった際に、同じ犯罪グループに襲撃される。しかも、多数の重傷者を出すと同時に、ボスのヨンサン(ウー・ジン)によって、弾丸を飲まされるという屈辱を味わう。

 心優しいワイ巡査(ジェイシー・チェン)は、同じ警官で音信不通になっている兄タツ(アーロン・クォック)の帰りを待っていた。だが、特捜のロー警視(マーク・チェン)から、タツには半年前の襲撃事件の容疑がかけられていることを知らされる。婚約者の復讐を誓うチャンと、名誉挽回を誓うフォンは、ヨンサンたちの行方を知るため、ワイに接近する。だが、彼は兄の無実を信じているとしか語らない。

 やがて、ふとしたきっかけから友情が芽生え始めた3人は、情報課で働くフォンの恋人・リョン(エレイン・コン)の調査により、襲撃事件のショックで精神病院に入院中の警備員ホー(サム・リー)の存在を知る…。

●アジコのおすすめポイント:

香港を代表するイケメン新世代スター、ニコラス・ツェー、ショーン・ユーに、デビュー以来様々なタイプの作品に出演し、パパ(ジャッキー・チェン)とは違う個性を発揮しているジェイシー・チェンを加えた、3人の若き警察官たちの活躍を描きます。ニコラスやショーンは今やすっかりスクリーンの顔となり、大人の貫禄も感じられたりして…体をはった生身のアクション(スタントなし!)もこなしています。それに絡むのが、おっとり顔のジェイシー。生真面目で素朴な警察官を好演し、3者3様のキャラクターが生きてます。カンフーやアクションは苦手でも、ジェイシーも香港を代表する個性派俳優になりそうな気配あり。


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