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スナイパー:

監督・原案:ダンテ・ラム
脚本:ジャック・ン
撮影:チャン・マンポー(HKSC)
編集:アンジー・ラム
美術:アルフレッド・ヤウ
アクション指導:リチャード・ユン
音楽:ヘンリー・ライ
出演:リッチー・レン、エディソン・チャン、ホアン・シャオミン、ボウイ・ラム、ジャック・カオ、ウィルフレッド・ラウ、リウ・カイチー、マンゴ・ウォン

2009年/香港
日本公開日/2010年4月17日
カラー/スコープサイズ/ドルビーステレオ/DV上映/86分
配給:インターフィルム、フリーマン・オフィス
(c)2009 Media Asia Films(BVD)Ltd.


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スナイパー:(神槍手/The Sniper)

story

 新米警察官のOJ(エディソン・チャン)は捜査中に、特殊部隊SDUがマークする犯人たちと遭遇。突入したフォン隊長(リッチー・レン)の指示で犯人を射殺する。その度胸を買われ、SDU(通称・飛虎隊)に入隊したOJは、厳しい訓練に耐えて射撃の腕をあげていくが、自信過剰気味の彼を隊員のシェーン(ボウイ・ラム)は心配していた。

 同じ頃、元SDUの名狙撃手だったリン・ジン(ホアン・シャオミン)が、4年の刑期を終えて出所する。リン・ジンは部隊の中では孤立していたが、唯一500m先の標的を狙える実力者で、当時ライバルだったフォンより先に警部に昇進した。ところが4年前に起きた銀行強盗事件で、主犯のタオ(ジャック・カオ)を狙撃しようとして人質を誤射し、過失致死罪で刑に服すことになったのだった。

 シェーンに迎えられたリンは、愛する妻(マンゴ・ウォン)の待つ自宅へ帰り安らぎの時を過ごす。その頃、フォンの別居中の妻(チャーマイン・フォン)が自殺未遂。妻を運んだ病院に突如リンが現れ、フォンに携帯電話を渡して消える。やがて、服役中のタオが護送中に武装した連中の襲撃で脱走する事件が発生。携帯電話に送られてきたメールで事件の場所に向かったフォンは、銃撃戦で警察の攻撃を阻止してタオを逃がしたのがリンであることを知る。

 一方、訓練所に掲示してある射撃大会の優勝者リストでリン・ジンの存在を知ったOJは、バーで初めて彼に会い、リンから呼吸を抑えて銃を撃つ方法を学ぶ。それを訓練で実践したOJはフォンから厳しく叱責されるが、OJは反発する。そしてリンは、4年前の事件のことでフォンに復讐をしようとしていた…。

●アジコのおすすめポイント:

『重装警察/HIT TEAM』のようなハードアクションから
『ティラミス』のようなラブ・ファンタジーも手がけるダンテ・ラム監督が、得意のガン・アクションをメインに、エディソン・チャン、リッチー・レン、ホアン・シャオミンと両岸3地のトップスターたちを起用して作った作品です。完成後にエディソンの事件が起こり、一時期は公開が危ぶまれましたが、監督はオリジナルのままの上映を決断。迫力の銃撃シーンから、ワイヤーがあるとはいえ、体当たりで演じた危険なアクションシーンもふんだんに盛り込まれており、主演3人のファンだけでなく、香港アクションファンも必見。ダンテ・ラム監督は、この後も『証人』『火龍』と話題作が続いています。一方エディソンは、やっと最近、台湾やハリウッドでの俳優復帰の噂が聞こえてきています。


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