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シークレット

監督:ユン・ジェグ
脚本:ユン・ジェグ
撮影:イ・ソンジェ
編集:シン・ミンギョン
出演:チャ・スンウォン、ソン・ユナ、リュ・スンニョン、キム・イングウォン、パク・ウォンサン

2009年/韓国
日本公開日/2010年8月21日
カラー/35mm/110分
配給:CJ Entertainment Japan
(c)2010 CJ Emtertainment Inc.


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シークレット(Secret)

story

 悪名高い組織のナンバー2、チョ・ドンチョル(イ・チョルミン)が刃物で惨殺される事件が発生。現場に到着した刑事キム・ソンヨル(チャ・スンウォン)は、ワイングラスについた口紅、落ちていたボタン、片方だけのイヤリングなどを発見して驚く。それはどれも、妻ジヨン(ソン・ユナ)が身に付けていたものだったからだ。

 休職から復帰したばかりの同僚チェ刑事(パク・ウォンサン)の目を盗み、とっさに現場の証拠を全て消してしまうソンヨル。「事件当日に事務所を尋ねてきた女を見た」と証言する決定的な目撃者パク・キョンホ(オ・ジョンセ)も自ら取り調べ、「この事件は極秘捜査だから黙っていろ」と言い含めて追い返す。

 イヤリングをなくし、衣服に血痕がついたまま帰宅したジヨン。ソンヨルはその日の行動を問いただすが、彼女は曖昧な返答を繰り返し「あなたには夫として私に何かを尋ねる資格はない」と言い放つ。

 警察では、被害者ドンチョルの兄がチルソン組の悪辣なボス、ジャッカル(リュ・スンニョン)と判明し、緊張感が走っていた。ジャッカルは警察を嘲笑い、自ら犯人探しに乗り出すと宣言する。事件当日にドンチョルと会っていたソクチュン(キム・イングォン)という男を取り調べたソンヨルは、彼がドンチョルから借金していたことを知り、彼を犯人に仕立て上げようとする。

 一方、かつてソンヨルの証言で停職を余儀なくされたチェ刑事は、この事件に関するソンヨルの行動を怪しみ始めていた…。

●アジコのおすすめポイント:

果たして犯人は刑事の妻なのか?それとも?犯人の動機は?目的は?…と様々な謎や疑問が複雑に絡み合いながら進行するサスペンス・スリラーです。脚本を手がけたのは『セブンデイズ』のユン・ジェグ。本作では自ら初メガホンをとり、監督デビュー。『セブンデイズ』に続くセービング(saving)4部作の第2弾として完成させました。疑惑の中心となる妻を演じるのは、昨年ソル・ギョングとの結婚で話題となったソン・ユナ。ドラマでお馴染みの明るいキャラクターとは一転し、心の奥底に深い哀しみと怒りを秘めた女を演じて新境地を開拓しています。あっと驚く意外な結末まで、じっくりとご覧ください。


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